セキュリティ強化の一環でログ管理に注目
株式会社恵和ビジネス(以下、恵和ビジネス)は、1959年に北海道札幌市で印刷会社として設立され、まもなく創業50周年を迎える企業です。ビジネスフォームやオンデマンド印刷などの印刷事業に加え、1970~80年代の早い時期にシステムの受託開発や組込み機器開発などの情報関連事業も開始。北海道を代表する情報処理サービス企業として発展してきました。現在は、コンピュータに関わるさまざまな業務を入力から印刷物に出力するまで、一連のサービスを6事業部体制で展開しています。
同社では、2003年より内部統制への対応と情報セキュリティの強化に向けた取り組みを始めており、個人情報保護に関する要件を満たした事業者に付与されるプライバシーマーク(Pマーク)を取得するなど、全社的な施策を講じてきました。その一環として注目したのが、ログ管理であり、注目した製品がSenSageだったのです。高橋氏はSenSageを導入した背景を次のように語っています。
「全体的にセキュリティを強化していこうという世の中の流れの中、当社ではログを利用して社内の情報セキュリティ強化に取り組むことにしました。ポリシーを策定する際にも、ログを見ながら状況を判断したうえでポリシーを変更していくというような活用方法を考えていました。そうした中、これまでお付き合いのあった東京エレクトロンデバイス(以下、TED)さんと日立ソフトウェアエンジニアリングさんから紹介されたのが、大量のログを収集、保管できるSenSageだったのです」

検索システムは自社で独自に開発
恵和ビジネスがSenSageを導入したのは、2007年7月のこと。北海道内の企業としては、先駆け的な導入でした。
「当社では、クライアントPCの操作ログから、ワークフローや文書管理を行うグループウェア、Webサイトやファイアウォール、さらにRFIDによる入退出管理のログまで、さまざまなログを取得、蓄積しています。それをSenSageにすべて保管しています。SenSageに一元化したログは、月1回の頻度で実際の運用と比較したうえで、調整が必要な場合には担当者からヒアリングして、その結果をまたポリシーに反映させるといったように情報ポリシーの策定面で活用しています」
SenSageには、膨大なログが蓄積されていますが、恵和ビジネスではそのログから必要な情報だけを抽出できる検索システムを独自に開発しています。人、物、サイトなどの切り口から検索して、結果を表示できるようになっているのです。
「社内向けには、SenSageによってログを収集し、改ざんやなりすましも探し出せることを通知しています。幸い、当社では情報漏えいや不正使用などの事故は起きていませんが、抑止効果は大きいと考えています。また、当社ではホスティングとハウジングサービスでお客様のサーバをお預かりしているため、ファイアウォールや不正検出装置のログ管理も重要です。これらのログを一括して見るツールはこれまでありませんでしたので、SenSageは非常に重宝しています」
SenSageを活用した将来的なビジネスも検討
恵和ビジネスでは、SenSageを自社に導入し、蓄積したノウハウを元に、北海道を中心としたログ管理ビジネスを展開しようと考えています。
「お客様向けにビジネスを展開するには、ログから何が取り出せるのかいろいろな可能性を追求していきたいと思っています。日本版SOX法への対応や内部統制が叫ばれていますが、お客様は具体的に何をどうすればよいのかわからないのが実情です。そこをログを使ってできることのサンプルを提示することで、実際のイメージが沸いてくると思います」
同社では、さらにホスティングサービスのノウハウを活用し、SenSageの機能をASP型で提供することも検討していると言います。
「SenSageを活用して、システムのログを当社でお預かりするようなサービスを北海道で展開していこうと考えています。北海道でログ管理ビジネスを立ち上げていきたいですね」
北海道内をリードする企業として、最先端の情報とテクノロジーを取り入れて新たなチャレンジを続ける恵和ビジネス。TEDも同社のサービス事業の名サポーター役となるべくできる限りの支援を続けていきます。
■お客様情報
株式会社恵和ビジネス
本社所在地:札幌市白石区中央2条3丁目1-23
設立:1959年
代表取締役社長:渡辺 修
資本金:2億975万円
URL:http://www.keiwa-biz.co.jp
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株式会社 恵和ビジネス 様
