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監視システムのパフォーマンスが出ないのはデータベースが原因
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技術本部技術開発部
運用技術開発グループリーダー
新村寛氏 |
新村氏のグループが開発を手掛けているネットワーク機器監視システムは、フュージョン・コミュニケーションズ株式会社が展開するIP電話事業の運用において、トラブルや障害が発生した場合にすばやくその原因を特定するなど、業務の根幹に関わる最上位の統合監視システムです。このシステムのソフトウェアの入れ替え作業を昨年春に行いましたが、そこで問題になったのが「データベースのパフォーマンス」でした。
「今回採用したアプリケーションは、ネットワーク機器のデータや障害メッセージの処理に外部のデータベースを使う仕組みでした。アプリケーションの評価・検証の過程でアプリケーションに対応する複数のデータベースの中からひとつを選び検証してみましたが、パフォーマンスが良くありません。最初はアプリケーションの性能そのものが悪いのかとも思いましたが、調べてみるとデータベースに問題があることがわかりました。当社の監視システムは非常に大量の処理が必要となるシステムで、データベースがその処理をこなし切れないんですね。そこでTimesTenで試してみることになり、実際にやってみるとこれが非常に速かったんです」
はじめに検証したデータベースでは実用レベルのパフォーマンスを出せなかったアプリケーションが、TimesTenを使うことにより、当初想定していたパフォーマンスを発揮しはじめたのです。この検証結果をもとに新村氏はTimesTen採用を決意しました。
インストールや設定のための労力がほとんどゼロに近かった
実際に稼動開始のために準備を進めていくうち、新村氏が想定していなかったメリットがTimesTenにはあることに気がつきました。それは「設定などが極めて容易である」ということでした。
「他社のデータベースを使用する場合、インストールとサーバの設定にかなりの時間と労力を取られて苦労します。また、マニュアルも膨大で、それを読むだけでもかなりの時間を必要とします。今回はサーバを二重化するということでレプリケーション機能も使いますので、設定にかなりの労力がかかることは覚悟して、TimesTenも導入したのですが、実際に作業を始めてみるとデータベースに関わる設定作業はほとんどありませんでした。通常のデータベースですと、たとえばハードウェアのスペックを算出して構成する場合にも、サイズの計算などが必要になりますが、TimesTenはその必要もありません。データベースそのもののリソースもメモリを積めばいいということで、限りなくゼロに近い。また、マニュアル系も非常に簡素なものでした。実はこうしたことはまったく想定していなかったので、うれしい誤算というか、想定外のメリットでした」
新村氏の開発グループでは、同社の基幹監視システムの入れ替えを行うにあたり、インストールや設定のための労力を織り込んだ上でスケジューリングを行ってきましたが、今回のTimesTenの導入により、その労力が大幅に削減され、その分開発により専念できたという意味で、非常に大きなメリットであったと振り返ります。
TELは海外製品を扱っていながら極めてフットワークの良い企業
実は新村氏の開発グループとTELは、今回がはじめてのお付き合いになります。そこで、実際にビジネスを共にした印象をうかがってみました。
「正直言って、TimesTenを採用するまではTELについての知識はほとんどありませんでしたが、実際にお付き合いをしてみるとサポートのレスポンスが非常に早いという点が評価できますね。それから海外製品を扱っているベンダーとしては、非常に“融通が効く”会社だと思います。我々は海外製品も含めて様々な“素材”を探し、それを組み合わせてシステムを構成しているので、TELのようなパートナーがいてくれれば、情報提供はもちろん、機器の納入からサポートまで協力していただけるので非常に助かります。今回良きパートナーと知り合えたというのは、本当にうれしいことです」
TimesTenがきっかけでお近づきになれたTELとしても、今後は先端的な機器の紹介やそのサポートをはじめ、様々な分野でのお手伝いができるパートナーとして位置付けていただければ、これに勝る喜びはありません。
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