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検索エンジンgooの運用、提供するソリューションの強化に、
もはやTimesTenは欠かせないものに
ナビゲーターとしての機能のさらなる充実を図って
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課長/チーフエンジニア
浅川 秀治氏 |
多くのユーザに利用されている国産のポータルサイト“goo”を運営する株式会社エヌ・ティ・ティ エックス(以下NTT-X)。同社は“メディア・クロス・ソリューション”をテーマに、「gooの運用」、「ソリューションの提供」、「e-ラーニングの提供」をビジネスの柱として事業を展開しています。最近、gooの検索システムに、イン・メモリ・データベースTimesTenが導入され、大きな効果をあげています。1997年のサービス開始以来、一貫してgooの開発・運用にたずさわってきたチーフエンジニア、浅川秀治氏にTimesTen導入についてお話をお伺いしました。
「ユーザが欲する情報へ、すみやかにかつ的確にナビゲートする」--ブロードバンド時代を迎え、検索エンジンとして原点ともいうべき“ナビゲーター”としてのクオリティを高め、さらに使いやすいポータルサイトへとレベルアップを図ろうとしているgoo。そうした大事な時期にあたってTimesTenの導入が図られました。2002年の初め、2カ月ほどかけてNTT-XとTELが入念な評価実験を実施。その結果、パフォーマンス、信頼性、拡張性などあらゆる面で満足の行く結果が得られ、3月に導入が行われました。
ユーザがgooで検索する場合、その結果表示にはいくつかの方法がありますが、とりわけ頻度が高いのが「ぴったりgoo」(検索したいキーワードに最も適していると思われるサイトを表示するもの)による表示です。現在、goo全体で2500万アクセス/日あり、その多くが「ぴったりgoo」によって結果表示されていますが、今回、TimesTenはこの「ぴったりgoo」の検索部分に導入されました。
既存のRDBのノウハウがそのまま使えるTimesTenのメリットに着目
「検索エンジンのデータベースには常時、大量のアクセスがありますが、そうした状況でも速度を確保しながら信頼あるシステムを構築しなければなりません。
将来的にトラフィックが増えた場合に、システムやサービスのクオリティをどう保つか?TimesTenはそのように将来を見据えた上でも価値のあるものだと考えました」
浅川氏によれば、満足のいく速度を得ながらシステムの信頼性を確保するのは、コストを考えなければ比較的容易だと言います。しかし、企業として求めるのは、コストを上げることなく同等のレベルを得ること。その点においてTimesTenはNTT-Xの要件を満たすものでした。というのも、gooの検索システムはRDB(リレーショナル・データベース)を使ったものであり、TimesTenは従来のRDBをそのまま使えるというメリットがあったからです。既存のRDBをそのまま流用できることで、将来のトラフィック増に際してもハードやソフトの追加・変更も極力少なくて済み、このことはコスト面で大きなメリットをもたらします。また、従来のRDBのプログラムが流用できることで、導入時の開発時間や人員といった貴重なリソースを削減できることもTimesTenの評価の対象となりました。
「それまでのRDBに熟知したスタッフのスキルを、導入にあたってそのまま活用することができました。導入後の管理も当然スムーズにいきましたから、いちばん喜んだのが担当エンジニアでしたね」
TimesTenの導入により、サーバ台数を従来の20%にまで削減
既存システムとの親和性は、TimesTen導入の大きな要因になりましたが、TimesTenが“イン・メモリ・データベース”だという事実もその点で大きな意味を持ちました。
「検索エンジンはいうまでもなく速度が重要になりますが、高速処理を実現している要因の一つがイン・メモリ技術の活用です。したがって、検索エンジンとTimesTenはそもそも大変相性のいいものなんですね」
スムーズな導入を経て、ミッションクリティカルな環境下でトラブルもなく順調に稼動するTimesTen。gooにおける導入の具体的な導入メリットとして、サーバ・リソースの削減があげられます。これまで、「ぴったりgoo」の検索に必要だったサーバ台数が、TimesTen導入によるパフォーマンス向上により20%程度に減り、それらのサーバを他の作業に振り向けることができました。
「その名の通り10倍(=TimesTen)の効率アップも可能かもしれませんが、この結果には十分に満足しています。まさにTimesTenの名に恥じないパフォーマンスですね」
TimesTenが自社の検索エンジンで優れたパフォーマンスを発揮すること--まずはそのことが重要ですが、浅川氏は、別な面においてもビジネスへの恩恵を期待しています。
「当社は検索エンジンで培ったノウハウを基に企業にソリューションの提供を行なっていますが、今後はソリューションにTimesTenを採用することが十分に考えられます。よりよいソリューションづくりのために積極的に活用していきたいですね」
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