製品情報

Oracle TimesTen In-Memory Database

リアルタイム・アプリケーションを実現する
「インメモリデータベース」

Oracle TimesTen In-Memory Database

Oracle Databaseと高い親和性を持つインメモリデータベース製品

「Oracle TimesTen In-Memory Database(以下、TimesTen)」はOracle Databaseと高い親和性を持つオラクル社製のインメモリデータベース製品です。

「TimesTen」を使用することにより、パフォーマンスやスケーラビリティで他の追随を許さない競争力の高いシステムを構築することができます。インメモリデータベースを核として構築されている「TimesTen」は、音声・データネットワーク機器でのタイム・クリティカルなデータ処理や、膨大なデータをリアルタイムに処理する金融サービスのアプリケーション、リアルタイム・エンタープライズ基盤などで豊富な導入実績があります。

比較項目 TimesTen BerkeleyDB 特長
高性能 マイクロ秒レスポンス性能
レプリケーション 「TimesTen」は多様なレプリケーション方式をサポート
Oracle Databaseとの接続性 「TimesTen」はApplication-Tier Database Cacheにより、柔軟な連携が可能
SQL対応 「TimesTen」はSQL’92をサポート
セキュリティ 「Berkeley DB」はデータベースファイルの暗号化に対応
Zero Administratior データベース管理がシンプル
フットプリント 6MB 370-500KB

主な特長

高パフォーマンスのDBシステムを安価なハードウェアで開発

■幅広い用途で導入されるインメモリデータベース
「Oracle TimesTen In-Memory Database(以下、TimesTen)」は、パフォーマンス要件の高いアプリケーションにおけるイベント、トランザクション、データ処理・管理のためのインメモリデータベースです。 「TimesTen」によって構築されたデータベースシステムには、応答が速い、拡張性が高い、また長期にわたって利用が可能といった利点があり、時間、マンパワー、コンピュータリソースを最大限に活用することができます。 「TimesTen」はOS管理下の共有メモリに配置されたデータと、メモリに最適化されたアルゴリズムによって構成されています。 内部のデザインはユニークなものですが、業界標準に準拠したプログラミング・インターフェースやSQL、データモデル、およびシステム管理ユーティリティをサポートし、非常に親しみやすいユーザーインターフェースを持った、使いやすいソフトウェアです。 チェックポイントファイルによるリカバリー機能と多彩なロギングオプションによりデータの永続性を維持しながら、超高速イベント処理(データの獲得、運用、配信など)を実現することができるため、「TimesTen」を利用してキー・アプリケーションを強化することにより、企業は顧客ロイヤリティの向上や新規顧客の獲得、またソフトウェア開発のコスト削減を実現することが可能です。 通信インフラの帯域監視サーバー内の組込みデータベース、金融証券のトレーディングシステムなど、大量トランザクション処理用データベース、大規模なWebサイトで使用されるマスターデータベースのキャッシュデータベースなどに、国内外を問わず幅広く導入されている製品です。
■Replication機能
高い可用性は、リアルタイム・アプリケーションに最も求められる要素になります。 24H7Wの運用を求められるシステムにおいて、サービスダウンタイムは最小限に留めなければなりません。 Replication機能は、高可用性と負荷分散を求められるサーバー間のレプリケーションを可能にするOracle TimesTen In-Memory Database、Oracle TimesTen Application-Tier Database Cache双方に含まれる機能です。
■Oracle DB連携機能(Application-Tier Database Cache)
アプリケーションが最も頻繁にアクセスする情報の多くは、重要顧客の情報、当日のオーダー、開発中の製品情報、サポート中の顧客情報など、比較的簡単に定義できる情報です。 「Application-Tier Database Cache」は、従来の企業データ管理方式を維持したままで、エンタープライズ・データベースから抽出し、アクセスが頻繁なデータに対して、高速なアクセス・データ処理を可能にします。「Application-Tier Database Cache」は、Oracleデータベースとアプリケーション層にある「TimesTen」への自動データ・ローディング、または、「TimesTen」上で行った処理データをOracleデータベースに書込みを可能にするOracle In-Memory Database Cacheの機能です。 Oracle DB連携機能の図
■「TimesTen」製品構成
Oracle TimesTen In-Memory Database インメモリーDB+レプリケーション機能
Oracle TimesTen Application-Tier Database Cache インメモリーDB+レプリケーション機能+OracleDB連携機能
「TimesTen」製品構成の図
■「TimesTen」を導入する理由
「TimesTen」を導入することにより、従来のソフトウェア・アーキテクチャで必要としていたような高価なハードウェアを使用しなくても、膨大な量のトランザクションを処理し、要求に瞬時に応答することができます。 「TimesTen」パフォーマンスの図 このように、一般的なRDBMSでは実現できない数万tpsにも達するパフォーマンスと高可用性を兼ね備えたシステムを、「TimesTen」を使えば少人数で安価なハードウェアを用いて、従来よりも短期間で開発することができ、より高い要求スペックを競合他社に先駆けて実現することができます。そのほか、下記のメリットが挙げられます。
■魅力的で顧客を惹きつけるソリューション提案を可能に
  • レスポンス時間向上による差別化
  • 大量トランザクションのリアルタイム処理によるサービスレベルの安定化
  • 安価なハードウェアで大規模システムに匹敵するパフォーマンスを実現
■製品やサービスの市場投入期間を大幅に短縮
  • 高性能システム構築のための煩雑なカスタム・コーディングの省略
  • 既存システム資産を有効活用したインテグレーション
  • 柔軟な機能追加、機能変更への対応
  • 開発コストの最小化
■業界標準API、SQL、リレーショナルデータモデルのサポート
  • 一般的なツール、既存技術、ノウハウを有効活用
  • 運用コストの削減
  • 非常に低いハードウェア・リソース・オーバーヘッド
  • 管理のためのコストを劇的に削減
  • リスク回避
■高可用性実現のために組み込まれた機能
  • クリティカルなシステムで実証されている、製品とサポートのクオリティ
  • 継続的に行われる製品の改良
■「TimesTen」が活躍する市場
「TimesTen」は、ミッション・クリティカルなパフォーマンス要件を持つ分野(通信、金融、エンタープライズWebシステム)を中心に豊富な導入実績があり、優れたパフォーマンスと安定性を発揮しています。ミッション・クリティカル分野では、テレコムおよびネットワークのバックボーン、金融サービス、旅客・運輸、リアルタイム処理への要求が高いエンタープライズ環境などで採用されています。 また、SOA(サービス・オリエンティッド・アーキテクチャ)環境でのリアルタイム・アプリケーションや大規模Webシステム、新しいデータ集約型アプリケーションの分野でも注目されています。 テレコム・通信市場
  • 音声・データ統合ネットワークインフラ(ソフトスイッチ、IMSほか)
  • 第3世代携帯電話インフラ
  • ショートメッセージ、プッシュ・ツー・トーク、プレゼンス管理などの高付加価値サービス(VAS)
  • 企業ユーザー向け、IPセントリック、モバイルセントリックサービスなどのプレゼンス管理データベース
  • 不正アクセス検出、課金システム他(OSS)
金融市場
  • 証券取引システム
  • 証券、債権フロントシステム
  • 自動取引
  • マーケットデータ配信・分析
リアルタイム・エンタープライズ
  • RFIDアプリケーション
  • WEBサイト(旅行予約 他)
  • ビジネス・アクティビティ監視
  • リアル-タイム・ビリング
  • オンラインゲーム
  • BPM、BAM

仕様

プラットフォームおよびコンパイラ

プラットフォームまたはオペレーティング・システム C/C++コンパイラ・サポート JDKサポート
Linux x86-32およびx86-64: ・Oracle Enterprise Linux 4、5および6 ・Red Hat Enterprise Linux 4、5および6 ・SUSE Enterprise Server 10および11 ・MontaVista Linux CGE 5.0および6.0x脚注 1 ・Asianux 3.0   TimesTenでは、Native POSIXスレッドはサポートされていますが、 LinuxThreadsはサポートされていません。 Intel icc 10.1、gcc 4.3および4.5 Oracle Linux 6はテスト済で、gcc 4.4でコンパイルされています。 Oracle JDK 5.0および6脚注 2 JRockit JDK 5.0および6.0 IBM JDK 6.0。 注意: IBM Java 6 SDKには、Java SE Version 6SR9-FP2、またはLinux x86およびx86-64以上が必要です。
Microsoft Windows x86-32およびx86-64: ・Windows XP、Windows Vista、Windows Server 2003、Windows Server 2003リリース2、Windows Server 2008およびWindows 7 Windows用のVisual Studio 2010、2008および2005 Oracle JDK 5.0および6 JRockit JDK 5.0および6.0
Solaris SPARC 64-bit: ・Oracle Solaris 10および11 Solaris SPARC用のSolaris Studio 12 Oracle JDK 5.0および6 JRockit JDK 5.0および6.0
Solaris x86-64: ・Oracle Solaris 10および11 Solaris x86-64用のSolaris Studio 12 Oracle JDK 5.0および6
IBM AIX 64-bit: ・AIX 6.1および7.1 AIX用のIBMコンパイラ IBM JDK 5.0および6.0
Solaris SPARC 32-bit(クライアントのみ): ・Oracle Solaris 10および11 Solaris SPARC用のSolaris Studio 12 Oracle JDK 5.0および6
IBM AIX 32-bit(クライアントのみ): ・AIX 6.1および7.1 AIX 32-bit用のIBMコンパイラ IBM JDK 5.0および6.0
脚注 1MontaVista CGE LinuxのTimesTenでサポートされているのは、IMDBコアの機能およびレプリケーションのみです。IMDB Cacheとキャッシュ・グリッド、OCI API、Pro*C、PL/SQL、Clusterware、およびWindowsクライアントからの接続は、このプラットフォームではサポートされていません。   脚注 2TimesTenttjdbc6.jarは、Oracle Java 7ランタイム環境(JRE)での動作が保証されています。TimesTenでは、JDBC 7の機能はサポートされていません。ttjdbc7.jarファイルはttjdbc6.jarのコピーです。   TimesTenはOracle VMで提供される仮想マシンでサポートされています。

メーカー情報