ソリューション

アプリケーション識別QoS

ネットワーク上のL2/L3スイッチにて、アプリケーションを特定した帯域制限を実施します。

 

1.お客様の課題

スマートデバイス普及を受けて、通信キャリアやMVNO(Mobile Virtual Network Operator 仮想移動体通信事業者)では、通話アプリやチャットアプリ、ソーシャルゲームなどのトラフィックが急増しています。
また、ISPやCATV業者においても、同様な種類のアプリの利用が増えており、更には、Youtubeをはじめとする動画ストリームの通信量が大きな帯域を使用するようになっています。
今日のキャリア事業者やプロバイダ事業者のネットワークにおいて、これらのアプリケーション帯域の非常に大きな比率に及んでいます。
図1
こうした背景から、これらの業界では、通信量増に拮抗したスピードでネットワーク設備増強を行うための投資コストが日増しに増え、事業者を悩ませています。
図2

2.解決への道

通話アプリやゲームアプリ、動画ストリームのトラフィックでは、数%のヘビーユーザーが一時的に非常に大きな帯域を占拠する傾向が見られます。
そこで、これらの特定アプリや特定ユーザーを対象として、帯域制限を掛けることで、

  • ユーザー全体の帯域可用性の向上
  • クリティカルなアプリケーション通信の輻輳によるドロップ回避

といったメリットを見込むことが可能です。
図3

3.アプリケーション識別QoS ~Arista × Paloalto連携ソリューション~

このソリューションでは、ネットワーク上のL2/L3スイッチにて、アプリケーションを特定した帯域制限の実施が可能となります。このような動作が可能となるのは、AristaスイッチではOpenFlowの仕組みに準じた動作をSoftware-Definedに定義し、このルールを通常のL2/L3スイッチとしての動作と同時に、共存する形で適用する機能を持つからです。(Arista DirectFlow)
このDirectFlow機能とPaloaltoとの連動によって、アプリケーションを識別した帯域制御ルールを動的に生成し、TCAM ハードウェアで処理を実現します。
図4

 

4.ソリューションのメリット

お客様には、このソリューションを導入により、下記のメリットが見込めます。

  • 通常のL2/L3スイッチにて、ハードウェア処理による高速QoS機能を実現。
  • 帯域制御に加え、連携するPaloaltoにて通信の監視が可能。
  • 帯域制御の他に、優先制御やDrop制御も可能。

更にこのソリューションには、専用のアプライアンスを購入・導入する場合に比べて、次のようなアドバンテージがあります。

  • 非常に高額な帯域制御装置を購入する必要がありません。
    (アプリケーション識別と高速なハードウェア、QoSを実装したQoS専用アプライアンスetc.)
  • 通常のL2/L3スイッチ動作と共存するため、L2/L3でのネットワーク構成の変更が不要となります。
  • IPSを行うPaloaltoからQoS機能がArista ハードウェア処理にオフロードされます。

この結果、PaloaltoはURLフィルタリングや脅威検査など、よりレイヤの高い機能にマシンリソースを注力できるようになります。

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