業務のデジタル化が加速する中で、業務で使用するデータ量は加速度的に増加しています。その中で改めて重要性を増しているのがストレージです。ストレージはデータ保管の基本的なITインフラであり、企業が業務を円滑に行ったりDXに向けたデータ活用を進めたりするためにも、ストレージを安定的に運用し、万が一のトラブルの際に迅速に対応できる体制を構築しなければなりません。
ITインフラの中でストレージの存在が重要性を増す一方で、ストレージ運用担当者の運用負荷も高まっています。中でも典型的な業務課題として以下の3つが挙げられます。
アラート発生時の
調査・対処
管理者は、ストレージの運用監視ツールから発せられる障害アラートに対応しなければなりません。機器の異常は昼夜関係なく発生するために、勤務時間外に突発的に対応するなどの負担を強いられたり、発生したアラートへ迅速に対応できなかったりするケースもあります。
トラブル発生時の
ユーザー対応
NASストレージはユーザーが業務で扱うファイルサーバーの重要な基盤として利用されます。万が一ストレージ機器にトラブルが生じた際には、社内へのユーザー対応や業務への影響調査に時間を取られて、スムーズな復旧対応ができない場合もあります。
ストレージ容量の
管理
ストレージ容量が限界を迎えて業務でのデータ保管に支障が出てしまわないように、ストレージ運用担当者は容量を定期的にモニタリングして、増設やリプレースの計画を立てなければなりませんが、管理が十分に行き届いていないことも少なくありません。
上記の課題を解決するために、Dell TechnologiesのスケールアウトNASソリューション「Dell EMC PowerScale(Isilon)」の利用企業に向けて東京エレクトロンデバイス(TED)が提供するのが、「アラート監視アドバンストサービス」です。一般的なストレージの保守サービスにてお客様が行う障害発生時の対応の多くをTEDが代わりに担うことで、多忙なストレージ運用担当者の業務負荷軽減、対応の迅速化を実現します。
障害アラートへ迅速に反応してプロアクティブに対応することで、大きなトラブルへ発展する可能性を軽減できます。業務に欠かせないデータ保管の基盤を守ることでビジネスへの影響を最小化できます。
トラブル発生時に、保守窓口とのやり取りやログ取得などに時間を割かれることないため、ユーザーへの対応や他業務への影響確認、その対処など、より注力すべき作業に集中できます。
アラート監視アドバンストサービスでは、PowerScale(Isilon)クラスタの容量使用率やサポート終了時期が近づいているOS情報などを報告する月次レポートの提供や定例会の実施なども行います。定期的に容量の状況を確認して把握しておくことで、慌ててストレージ更改を行うことなく、計画的なインフラ投資を実現できます。
「アラート監視アドバンストサービス」はPowerScale(Isilon)のストレージ基盤を負荷をかけずに安定運用したいお客様に最適なサービスです。本資料では、リモート保守による導入メリットのほかに、定期レポートで提供する内容やそれによるメリットを解説しています。