ModSecurity WAFのEoL(End-of-Life)について
NGINXで利用できるWAFである、ModSecurity WAFのEoLが発表されていました。
具体的な時期や、移行先はあるのかなどをまとめてみました。
はじめに
東京エレクトロンデバイスでNGINXを担当しているJo Nishikawaです。
先日、当社で取り扱っているNGINX App Protect WAF以外にModSecurity WAFというWAFがNGINXにて利用可能であることを知りました。
調査している中でModSecurity WAFはオープンソース版とTrustwave社が提供している商用版があることもわかりました。
NGINX App Protect WAFと何が違うのかを調べていたところ、Trustwave社提供の商用版ModSecurity WAFは既にEoL(End-of-Life)が発表されていました…!
(EoL とはサポート終了のことです)
EoL(End-of-Life)の時期
ModSecurity WAFが実際にEoLとなってしまう日付は以下のようです。
2024 年 3 月 31 日 EOL
商用環境でご利用の方はサポートが受けられなくなりますのでお気を付けください。
ModSecurity WAF と NGINX App Protect WAFの違い
商用版ModSecurity WAFはEoLとなってしまいますがNGINX App Protect WAFの違いを表にして残したいと思います。
まとめ
これまでWAFを導入していなかった方も、ModSecurity WAFを使用している方も今回のEoLをきっかけにNGINX App Protect WAFへの移行や導入を検討してはいかがでしょうか。
実績豊富なF5のエンジンを搭載したWAFがアプリケーションを守ってくれることは非常に大きな魅力ですよね。
また、DevSecOpsという概念に基づきアプリケーションエンジニアがツールとしてソフトウェア型WAFを用いるといった動きも浸透し始めています。
WAFの活躍の場が更に増えているということですね。
当社でも既にnaraiさん執筆の記事やYouTube動画も投稿していますのでご興味がある方は是非ご覧ください!
また、NGINX App Protect WAFの導入方法や設定方法などについてもNagaokaさんが執筆した記事がありますので是非参考にしてみてください。
NGINX WAFを試してみよう!
NGINX WAFを試してみよう!(セキュリティポリシーの設定)
今回は以上となります。
また別の記事でお会いしましょう!