Netskope Borderless SD-WANのテナント紹介(前編)
Netskope Borderless SD-WANのテナントGUIを紹介します。
こんにちは。
今回のブログはNetskope Borderless SD-WANのテナントについての紹介(前編)となります。
後編はこちら>>Netskope Borderless SD-WANのテナントについての紹介(後編)
昨年NetskopeからリリースされたBorderless SD-WANのテナントがどのようなGUIなのか、皆様気になるのではないかという事でSD-WANテナントを紹介してみたいと思います!
※テナントに関しては現時点のGUIとなり、今後アップデートなどで変更がある可能性もございますのでご了承ください。
■Netskope Borderless SD-WANとは?
Netskope Borderless SD-WANとは、Netskopeが新たに提供を開始したSD-WANサービスの名称になり、拠点間通信やユーザーからクラウドまで多対多の接続を行うことを可能とする機能になります。
Netskope Borderless SD-WAN のリリースにより、元々提供していたNG-SWG、クラウドFW、ZTNAなどの主力機能に加えSD-WAN機能が加わり、Netskope1つでより統合的なSASEソリューションが実現できるようになりました。
■SD-WANテナントログイン
SD-WANテナントは現状SSEテナントとは別になりますが、SSEテナントと連携させるため、SD-WANテナントへのアクセスはSSEテナントからも可能です。もちろんSD-WANテナントのURLから直接アクセスも可能となります。
ログインしますと、ダッシュボードが確認できます。
ダッシュボードでは上図のように各Gatewayのステータスやトラフィックのサマリが確認できます。
また、画面左側の黒帯部分で各種メニューに飛ぶことが可能です。
黒帯メニューについてはそれぞれ左図のような設定箇所となります。
それぞれの項目について少しピックアップしてご紹介します。
■Monitor
黒帯のMonitorを押下するとさらに下記の様なメニューが選択できます。
AppX Mapではゲートウェイやクライアント端末等の情報がマップ上に表示されます。
Security Centerではポリシーの中で設定したセキュリティ関連の情報が確認できます。
下図では出力されている情報がないですが、実際にご利用していく中で、ブロック/許可した通信の情報や、通信のURLなどが確認可能となります。
Eventsからは管理GUI上のログが確認できます。
■Manage
黒帯のManageを押下するとさらに下記の様なメニューが選択できます。
Gatewayのページではゲートウェイの設定や、登録されているGatewayの一覧でステータス状況等を確認可能です。
さらに登録されているGatewayを選択すると通信状況等の詳細がモニタリング可能です。
ClientsのページからはEndpoint SD-WAN機能を利用する時などにクライアントが配布されている端末の情報が確認いただけます。
上図の一覧からクライアントを選択すると下図のような端末の通信状況や情報が確認できます。
ここまで黒帯メニューのMonitorとManageのGUIを紹介させていただきました。
ConfigurationとAdministration部分の内容については次回のブログでご紹介したいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。