セキュリティ

SentinelOne Singularity Mobile による モバイル端末の保護

SentinelOne Singularity Mobile(シンギュラリティ モバイル)について、ご紹介します。

モバイル端末を脅威から保護する/モバイルセキュリティ

SentinelOne Singularity Mobile は、サイバー脅威からスマートフォンやタブレット等のモバイル端末を保護する製品です。
対象は iPhone/iPad、Androidスマートフォン/タブレット、Chrome Book です。

MTD(Mobile Threat Defense)と呼ばれるカテゴリで、MDM(EMM)とは棲み分けされています。

MDM(Mobile Device Management)がモバイル端末の管理、いわばコンプライアンス/ガバナンス視点でのツールであるのに対し
MTDは、脅威を検知するツールです。

SentinelOne Singularity Mobile は、モバイル端末のフィッシング対策 や リスクのスキャンを可能にします。

<リスクのスキャン機能>
デバイスのリスク
 -脆弱なOSバージョン や デバイスのジェイルブレイク/ルート化 を検出

アプリのリスク
 -危険とされるアプリ や サイドロードされたアプリ を検出

ネットワークのリスク
 -危険とされているネットワーク や セキュリティ保護されていないWi-Fi への接続 を検出

SentinelOne Singularity Mobile をスマートフォンにインストール

ここではiPhoneを例に、実際にインストールをしてみます。
App Store から、「SentinelOne Mobile」と検索します。

アプリをインストールし、アクティベーションをおこないます。
※アクティベーションをおこなうためには、Singularity Mobile ライセンスのご契約が必要です。
※管理者が、管理コンソール上からアクティベーション用のQAコードまたはリンクを発行します。
  

QRコードの場合

アクティベーションリンクの場合

アクティベーション完了後、画面に従いデバイスへの各種権限を許可して完了です。
 

こちらは設定完了後、iPhone上でのSentinelOneアプリの画面。

管理コンソール上には、1台のデバイスが即反映されました。

SentinelOne Singularity Mobile によるフィッシングサイトの検知

SentinelOneをインストール済みのiPhoneに、身に覚えのないショートメッセージが届きました。

URLをクリックしてみると、、、ブラウザ(Safari)に遷移するや否や
危険なサイト(フィッシング)の疑いがある旨、警告が表示されました。
 

管理コンソールにも、脅威情報が反映されています。

管理コンソールは、日本語で見やすい設計となっていますね。

まとめ

本記事では、SentinelOne Singularity Mobile(シンギュラリティ モバイル)についてご紹介しました。

ワークスタイルの変化により、仕事はどこでも行われ、モバイル端末を使用して機密情報にアクセスすることも増えてきています。
また 二要素認証のためにスマートフォンを利用している方も多いのではないでしょうか。
PCやサーバーだけでなく、モバイル端末も業務と密接になっている今、モバイルセキュリティ製品であるSentinelOne Singularity Mobile の利用をご検討いただけますと幸いです。

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