Wi-Fiクラウドセキュリティネットワーク

すべての管理をひとつのクラウドで!
ExtremeCloud™ IQ Essentialsのご紹介

近年、多くのベンダーがクラウド型の統合ネットワーク管理ソリューションを展開しており、それぞれに独自の特徴があります。今回は、ExtremeNetworks社が提供する統合管理プラットフォームExtremeCloud™ IQに含まれる、無線ネットワーク管理をサポートする3つのアプリケーションサービスについてご紹介します。

Exteme Networks社の提供するExtemeCloud™ IQは、有線、無線製品からネットワークアクセスコントロール製品までExtreme製品を統合的に管理できるSaaS型のクラウド管理ソリューションです。​
そのExtremeCloud™ IQの標準ライセンスであるPilotサブスクリプションには、ネットワーク管理をより便利にするさまざまな機能が含まれています。その中でも特に注目すべきなのがExtremeCloud™ IQ Essentialsです。

ExtremeCloud™ IQ Essentialsは、ワイヤレスセキュリティ(WIPS)、ゲストアクセス、ロケーション分析の3つのアプリケーションを提供するネットワーク管理サービスです。複数のアプリケーションを個別に管理する必要がなく、Pilotサブスクリプションに含まれるため、追加費用なしで利用できます。

これらのアプリケーションについて、それぞれご紹介していきます!

AirDefense Essentials

AirDefense Essentialsは、無線LANネットワークのセキュリティを強化するためのソリューションで、外部からの脅威に対して24時間365日体制で継続的に保護・監視を行います。アクセスポイントのセンサーラジオを利用し、不正アクセスポイントや端末の検出など、40種類以上の無線脅威を検知することができます。設定されたセキュリティアラートが検出された際には、管理者にリアルタイムで通知されるため、迅速な対応が可能です。ダッシュボードからは、複数拠点における無線セキュリティの状況を一元的に把握・管理でき、セキュリティレベルの向上と管理負荷の軽減を同時に実現します。

Guest Essentials

Guest Essentialsは、訪問者(ゲスト)向けの無線LANネットワークに対して、柔軟で安全なアクセスを提供するアプリケーションです。CWP(Captive Web Portal)認証を利用することで、ゲストの登録と認証を容易に実施できます。SMSやメール、フォーム入力、ソーシャルメディアアカウントなど多様な認証方法に対応しており、利用シーンに応じた選択が可能です。さらに、CWP画面は企業ロゴや背景画像などを使って自由にカスタマイズができます。ゲストの接続履歴や利用状況は管理画面で分析・管理でき、マーケティングや運用改善にも活用できます。

Location Essentials

Location Essentialsは、アクセスポイントに内蔵されたセンサーラジオやBLE(Bluetooth Low Energy)を活用し、無線エリア内のデバイスを検知・可視化する位置情報サービスです。取得したデータから、ユーザーが施設内をどのように移動したか、どこにどれくらい滞在していたか、どのエリアが混雑しているかなどを把握できます。これにより、施設内の人の動きや利用傾向を、数値としてわかりやすく分析することが可能です。リアルタイムだけでなく、過去の履歴データも蓄積・比較できるため、商業施設やスタジアム、学校など、多くの人が利用する大規模な施設においても、人の流れや密集度を可視化し、オペレーションの改善やマーケティング戦略の立案など、さまざまな用途に活用できます。

まとめ
今回は、ExtremeCloud™ IQ Essentialsについてご紹介しました。またTEDブログではExtremeCloud™ IQ CoPilotの機能についてもご紹介していますので是非ご覧ください。ご興味がある方や、ご相談などがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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