Penteraの検証をサポートするAIアシスタントのご紹介
Pentera Peerは、Penteraの検証中の内容を自然言語で確認できる対話型AIです。攻撃内容や影響の解説など、Penteraの運用を支援する対話型AIです。
はじめに
セキュリティ検証では、テストを実行するだけでなく、結果を読み解き、対応すべきリスクを見極め、必要な対策につなげることが重要です。
しかし、攻撃の経路や成功した理由、影響範囲を一つひとつ確認し、対応の優先順位を決めるには時間がかかります。特にライブテスト中は、検証の進行状況を確認しながら、保留中のアクションを承認するかどうか判断しなければなりません。
Pentera Peerは、Penteraの実行中の検証内容について自然言語で質問できる対話型AIです。検証内容の説明、影響の確認など解説が可能です。本記事では、Pentera Peerで何ができるのか、どのように検証業務へ活用できるのかを紹介します。
Pentera Peerとは
Pentera Peerは、Pentera Coreの検証中に利用できる対話型AIです。Penteraで実行する各種テストにおいて、検証手法や攻撃の成功結果を説明し、ユーザーのPenteraによる検証をサポートします。
ユーザーは、専門的な用語や複数の攻撃結果を一つ一つ調べ、内容を確認する代わりに、チャットで質問し、攻撃の内容や影響など検証についての理解の補助に役立てることができます。
Pentera Peerは日本語での応答が可能です。英語で出力された結果について、日本語で質問し、内容への理解を深めるために利用していただくことも可能です。
Pentera Peerでは以下のような質問を行えます。
- この攻撃はどのようなものか
- なぜ攻撃が成功したのか
- どのような脆弱性が利用されているのか
- この脆弱性によって、どのような影響が考えられるか
- どのような修正が必要なのか
以下の添付画面の例では、Spring4Shell(CVE-2022-22965)と呼ばれる脆弱性について、脆弱性の概要、重大度、影響、影響を受けるバージョン、攻撃方法、修正手順が表示されています。検証結果を見て疑問に感じた点をそのまま質問し、必要な情報を確認できます。
Pentera Peerの活用イメージ
脆弱性の影響を確認する
テスト中に脆弱性が見つかった場合、Peerに次のように質問します。
・この脆弱性の重大度と、組織への影響を教えてください。
回答を参考にしながら、対象資産や検証結果の詳細を確認し、必要な対応を検討します。
保留中の検証手法を確認する
Penteraは本番環境での検証を推奨としているため、セキュリティ製品が検知する可能性のある攻撃など、Penteraの管理者に承認を求めた後、攻撃を実施する仕様となっています。
その保留となっている検証手法がある場合は、次のように確認できます。
・承認待ちのアクションを教えてください。
保留中の検証手法を把握したうえで、次のように影響を確認します。
・このアクションを承認すると、どのような影響がありますか?
承認が必要な操作では、Peerから確認を求められる場合があります。内容を確認してから、利用者が実行を判断します。
修正方法を確認する
脆弱性の内容を把握した後、次のように質問します。
・この脆弱性の修正方法を教えてください。
Peerから得られた情報を参考として、対象バージョンや環境への影響を確認し、修正作業につなげます。
まとめ
Pentera Peerは、Pentera CoreのBlack BoxテストやGray Boxテストにおいて、ライブテスト中の確認と操作を自然言語で支援するAIエージェントです。
- 検証内容について、脆弱性の重大度や影響、修正方法を確認する
- 保留中の承認と、承認前に想定される影響を確認する
- 自然言語で許可されたアクションの実行を依頼する
- テストの進行に合わせて、検証手法の詳細を確認する
Pentera Peerは、検証中に必要な情報を確認し、利用者が内容を理解したうえで次の操作を判断するための支援機能です。
関連するAI機能
PenteraのAI機能については、以下のブログをご覧ください。





