雑記セキュリティ
ダークサイドへの誘い
ダークウェブと呼ばれるサイバー犯罪グループがたむろう空間では、サイバー犯罪の片棒を担いでくれる技術者を募集していて、
Googleの社員並の給料を提示していたりするそうです。
ランサムウェアという身代金を要求するはた迷惑なマルウェアが流行り始めた当初、
大してスキルも無い若造がランサムウェアをばらまいただけで新築の一軒家を建てた、
という記事を目にしたこともあります。
そのような話を色々と聞いていると、
セキュリティ界の端っこをうろついている自分みたいな者にでも
何かしら「やりよう」があるのではないか、という
悪魔の囁きが聞こえてくるのが人間の性。
ちょっとした「工夫」で家のローンが完済出来るのであれば。。。
嫁さんから未だ許可の出ていない新しいテニスラケットを手に入れられるのであれば。。。
夢は尽きません。
と、ここまで書いておきながら、
以前カナダ人のホワイトハッカーの兄ちゃんと交わした会話を思い出しました。
私「ダークサイドに堕ちそうになったことないの?」
兄ちゃん「1年に何百回ってあるんだけどさ。
前に友達が自作のマルウェア作ったら、
とある国の戦闘兵器の操作マニュアルを入手できちゃったんだよね。
そしたらその夜に家を囲まれて国外退去になってさ。
あれ見てビビっちゃったから、俺はこっち側でいいや、ってね。」
・・・止めておいた方が無難なようです。