第2回 Arista Networksのハードウェア プラットフォームとユニバーサル・クラウド・ネットワークのアーキテクチャについて
Aristaの製品の特徴は、1GbEから400GbEまでサポートされた実装密度の高いコストパフォーマンスに優れた機能・製品モデルが数多くあることです。その中でもクラウド事業者向けに考えられたユニバーサル・クラウド・ネットワークのアーキテクチャは旧来のベンダー独自の設計ではなく、オープンな標準プロトコルを使用した設計となっています。
昨今のクラウドはeast-westのトラフィックが急増しており、それに最適化されたネットワーク アーキテクチャの導入が加速しています。
ユニバーサル・クラウド・ネットワークは、クラウドのeast-westのトラフィックに最適化されたアーキテクチャで、将来のスケールアウトかつトラフィックの増加にも耐えられる安定稼働する製品と設計の組み合わせで成り立っています。そこで使われる製品は、ポート帯域・実装密度・品質・安定稼働するプロトコルとそれらを管理する統合製品などあらゆることを考えなければならないのですが、Aristaの豊富なラインナップとソリューションを組み合わせることにより、クラウドに最適なネットワークを簡単に構成することができます。
〇Arista製品の特徴
1. 柔軟なポート構成、1GbEから400GbEまでのポートスピードを選択可能
2. マイクロバーストのトラフィックを吸収できるゼロパケットロスを実現するdeep bufferの大容量メモリーを搭載
3. 全てのプラットフォームが同一のOSで稼働、single image binaryのため運用管理負荷を軽減
〇クラウドに最適なユニバーサル・クラウド・ネットワークの特徴
1. east-westのトラフィックに最適化されたスケールアウトを容易にするLeaf Spineの2階層のCLOSアーキテクチャ
2. インターネットで使用されるオープンスタンダードなプロトコルの採用、ハイブリッド クラウドとの連携も可能
3. サイロ上に構成されたサービスを統合可能とする仮想ネットワークの設計に最適化された構成
このような特徴から、Aristaはクラウドに最適化された製品と先進性のあるソリューションを豊富に持ち、お客様のあらゆる課題を解決することができるベンダーであると言えます。
次回はAristaのネットワークOSの特徴について紹介します。