メタバースのワークショップに参加してみた件
VeVerseというスタートアップが開催したMetaverse Workshop by VeVerseに潜入してみました。
昨年の渡米当時、マッチングアプリのMeetUpで募集している催しは殆どオンラインだったのですが、
大分In Personのイベントも開催されるようになってきているようです。
ということで、VeVerseというスタートアップが開催した
Metaverse Workshop by VeVerse
に潜入してみました。
場所はMountainViewにある、Hacker Dojoというコミュニティスペースになり、5/5(木)18:00~の開催となります。
※ここはメンバーになれば、誰もが自由に使えるスペース(コワーキング、イベント開催、交流の場)なのだそうです。
総勢30名くらいの参加で、メタバース関係者もいれば、データサイエンティストなんだけど新しい可能性を見てみたい、という人まで顔ぶれは様々です。
私の隣に座っていたのは学生さんらしく、3Dデザイン等勉強しつつ、こちらのスキルも磨きたいとのことでした。
「メタバースの未来、どう思う?」
と聞いたら、
「可能性を色々と感じる!」
と熱く語っていました。
ハンズオンという触れ込みではあったものの、実際にはデモ画面のお披露目のみですが高解像度の映像は目を見張りました。
「メタバースはちまちまと土地を切り売りするような、そういうせせこましいものではなくて、ユニバースである、と私達は考える。」
と大風呂敷を広げるあたりが、スタートアップらしくて気持ちいいです。
同社は、ユーザー自身が自由にメタバースの世界を構築出来る基盤そのものを提供する、
Metaverse As A Serviceを謳っており、その上で娯楽をやろうがマネタイズをやろうが自由だ、と説明していました。
※文字通りMetaverse版のIaaSだと解釈しました。
デモ後のQAでは質問がかなり飛び交ってましたが、
「このサービスを利用するにあたって必要なスキルセットは?」
という問いに対して、
「イマジネーションです。冗談じゃなくて!」
と答えていたのが印象的でした。
同社の具体的特徴は、Startupのページをご覧頂くとして、こういう催しに初めて参加した印象としては、やはりこちらの人達というのは新しい技術に対して先入観なしの期待から入るんだな、ということです。
つまり、
「”新しい”、ということはそれだけで価値がある」
というスタンスです。
「社会の役に立つか?」「それを欲する人がいるか?」
勿論そういう視点も必要なのでしょうが、何かを始めるにあたっては、
余計なフラグを立てすぎない方がいいのだろうな、としみじみ感じましたとさ。