CES2023参加レポ
年初早々にLAS VEGASで開催された、CES2023に初めて参加してきました。
従来はコンシューマー向けのイベントというテイストが強かったものの、
近年はB to B含めた幅広いジャンルをカバーしている、ということで、
主要な展示ジャンルも、
5G、Age Tech、AI&Robotics、Automobile、NFT、Digital Health、Sustainability、FinTech、Future of Work、Metaverse、Game、
Smart City、Drone、Space Tech、Hospitality、Web3
とこれだけでお腹がいっぱいになりそうです。
懇意にさせて頂いております、大学教授からは、
「歩き慣れたスニーカーで来るべし。」
「初回は欲張らず、以降に備えて雰囲気を味わうに留めるべし。」
というアドバイスを頂いておりましたが、言い得て妙、でした。
セッションやキーノート等幾つか見て回ったのですが、
非常に印象に残ったのは、Disability(障害者)をテーマとしたセッションや催しでした。
例えば、手が不自由な障害者は音声タイピングのお陰で文字入力を実施出来る、であったり、
画像認識は視覚障害者が今見えているであろう情景を描写してくれるので役に立つ、であったり、
障害者のAI依存率は非常に高く、AlexaやSiriは手放せないとのことです。
下半身不随の女性は、
「自動運転技術にポテンシャルを感じる。私の願いは私が行きたいところにどこでも行けること」
と明るい未来に希望を持つコメントをされていました。
ヘビメタの音楽を掛けるだけしかOK Googleを利用しないとか、もってのほか、ということなのでしょう(反省)
EXPOに関してはただひたすら舐めて歩くしか出来ませんでした。
自動精算カート、ARゴーグル、Gameアクセサリー、
軍用メタバース、インフラ点検ドローン、作業指示AR、歯科ロボ、美容、
尿診断トイレ、炭素モニタリング、EVスタンド、愛玩ロボ、Eバイク
鉄道サイバーセキュリティ、太陽光発電EV、デジタルゴルフ、デジタルツインITアセットモニタリング etc,
終盤では、Las Vegas Motor Speedwayというサーキット場にて、
The Indy Autonomous Challengeという催しがありました。
AIを使ってレーシングカーを無人爆走させる、という試みなのですが、
トラブル続発でまともに走る状態には程遠い印象でした。
まぁそれも含めてのチャレンジ、なのでしょう。
普段我々が参加しているのは、IT関連のイベントが多く、
日本企業のロゴを見かけることは余りないのですが、
やはりCESともなると日本企業のロゴを多数見ることが出来て、これはこれで新鮮な体験でした。
来年はもうちょっと歩き方が上手になっていることを願うばかりです。