運用保守DXプラットフォーム「ZenOne」の紹介
当社が提供している運用保守DXプラットフォーム「ZenOne(ゼンワン)」がどのようなサービスなのか、使用するとどのようなことができるのか、解説します。
ZenOne(ゼンワン)の概要
ZenOneは運用保守DXプラットフォームです。ITインフラサポートのやり取りの手間の解決を目的としており、ITサポート業務の負荷を軽減することができます。
ネットワーク機器を運用する上で、機器の定期的なヘルスチェックや障害時の復旧作業が重要です。しかし、これらをすべて手作業で行うのは大変です。ZenOneは、これらの業務を肩代わりすることができます。
ネットワーク機器にZenOneを導入いただくメリットは、大きく分けて以下の3つに分けられます。
- 複数の機器を1つの画面で集中管理可能
- 機器異常時に自動でログ解析・結果出力
- 機器障害時の保守窓口とのスムーズな連携
順にご説明します。
複数の機器を1つの画面で集中管理可能
ZenOneを導入すると、専用サイトのダッシュボードから、監視対象の機器の状態を一括で確認することができます。上の画像例では、2つの監視対象の機器のうち1つが異常であることを示しています。
ZenOneは、常時機器のリソース情報を収集しており、結果は機器カードをクリックすることで確認できます。
機器の集中管理機能により、これまで定期的なヘルスチェックでIT機器1台ごとにログインして確認していた作業が、ZenOneにログインするだけで確認できるようになります。
機器異常時に自動でログ解析・結果出力
ZenOneは、ルールベースとAIを使用したリソース監視を行っています。これらにより機器の状態が正常ではないと判断された場合、自動で詳細な解析が行われます。
解析が終了すると、ダッシュボードの下部に解析レコードが追加されます。詳細ボタンを押すと結果を整理された形で確認することができます。異常が疑われる項目は赤くハイライトされます。
自動でログ解析・結果出力する機能により、これまで機器が正常に動いているかどうか確認したり、異常の場合際原因追及のためのコマンド入力や出力結果の整理、確認をしたりしていた業務を、すべてZenOneが自動で行うことができるようになります。
機器障害時の保守窓口とのスムーズな連携
解析の結果異常が認められた場合、ユーザー設定に基づいて以下のような通知メールが送信されます。
ご担当者様 ※ 本メールはZenOneシステムから自動的に送信されており、このメールへの返信はできません。 ZenOneシステムが以下の異常の可能性を検知しました。 ZenOneシステムにて詳細をご確認のうえ、必要に応じて対象機器サポートにお問い合わせください。 |
さらに、オンサイト保守契約を締結していた場合、以下のようなメールが送信されます。これにより、スムーズに障害対応を始めることができます。機器情報はZenOneサイトを通じて共有されます。
ZenOne運用サービスオプション契約 障害通知先ご担当者様 ※本メールはZenOneシステムから自動的に送信されており、このメールへの返信はできません。 ZenOneシステムが以下の異常の可能性を検知しました。 対象機器: **** 下記の順序に則り、対応を開始いたしました。 ① ZenOneシステムより貴社および弊社保守部隊に障害通知メールを自動配信 ※③の連絡以降の実施内容につきましては、ZenOneサービス実施要項の 現在、弊社保守部隊にて機器詳細を調査しております。 |
メール後は以下の流れに従って障害対応が行われます。
保守窓口連携機能により、これまで障害発生時の保守依頼や状況説明、ファイル共有などに必要だった作業をZenOneがすべて自動で行うようになり、より早く障害対応を開始することができるようになります。
いかがだったでしょうか。
ZenOneにご興味がございましたら、下記よりお問い合わせをお願いいたします。