Virtual Extensible Local Area Networkの略。データセンターやクラウドなどの大規模な仮想化環境のネットワークにおいて、マルチテナントな環境を構築するための技術。
現在のVLANを拡張する技術で、レイヤー3ネットワーク上にレイヤー2ネットワークをオーバーレイで実現する。
従来のVLAN技術が抱える制約を克服し、さらにはクラウド時代のネットワーク自動化(SDN化)を実現するべくVMwareやその技術パートナーが主導でIETFで規格化を進めている次世代・ネットワーク仮想化技術であり、
この技術によって、最大約1600万個の仮想ネットワークが作成でき、またSDNコントローラの併用により、迅速で柔軟なネットワークの生成・変更・削除を自動化する事が可能となる。