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Dialogic FAQ - 東京エレクトロンデバイス株式会社

Dialogic FAQ


FAQ よくある質問

Q.  価格を教えてもらいたい

Q.  TEDでアプリケーション開発を請け負ってくれるか?

Q.  アプリケーション開発ツールは何があるか?

Q.  GlobalCallについて

Q.  DSUケーブルには複数種類があるが何が違うか?

Q.  音声リソースとは?

Q.  外線と内線が1ボードのUnPBXボードはリリースされているか?

Q.  DTMFトーンの検知はするか?

Q.  ナンバーディスプレイ対応ボードは?

Q.  対応している音声アルゴリズムは?

Q.  Linuxの対応は?

Q.  Windowsの対応は?

Q.  compactPCI(cPCI)への対応は?

Q.  PCのホストインターフェースについて及びBus Speedについて

Q.  Universal PCIとは

Q.  CSPとは?

Q.  ボイスポータルとは?

Q.  インストールの仕方はComplete、Custam 、Typicalのどちらが良いか?

Q.  ボードが壊れたかなと思った時はどうすればいいですか?

Q.  DCMの設定上の注意点は?

Q.  プログラム方法の推奨はありますか?

Q.  SDKやファームウェアのバージョンの見方は?

Q.  ISDNを使用しているのですが、リンクが上手く張れません。

Q.  APIに関する資料が欲しいのですが。

Q.  Loop Current OFFとは?

Q.  TAを経由してアナログボードと接続しているがうまく着信しないが?

FAQ よくある質問

Q. 価格を教えてもらいたい

A. 定価はオープンプライスとなっております。詳細な価格の情報に関しましては対象ボードをご確認の上、下記メールアドレスにお問い合わせください。
ctisales@teldevice.co.jp

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Q. TEDでアプリケーション開発を請け負ってくれるか?

A. 弊社ではアプリケーション開発は行っておりません。有償サポートも対応できておりません。

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Q. アプリケーション開発ツールは何があるか?

A. 弊社からご紹介は可能です。本アドレスをご確認下さい。

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Q. GlobalCallについて

A. 回線の種別を意識せずアプリケーションを構築可能なAPIです。今後、回線I/FのAPIは、GlobalCall API(gc_xxxxx)に統一していく方向です。

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Q. DSUケーブルには複数種類があるが何が違うか?

A. DSUケーブルには3種類のケーブルが存在します(長さがそれぞれ5m、10mございますので厳密にいうと6種類)。PRI(INS1500 & T1)用で2種類、BRI(INS64)用で1種類です。 PRI用のDSUケーブルはASとBSがあり、違いはDSU側がIS8877(AS)に準拠しているかIS10173(BS)に準拠しているかの違いです。ボード側は同じです。
BRI用のDSUケーブルはCSがあります。

DSUケーブルAS

DSUケーブルBS

DSUケーブルCS

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Q. 音声リソースとは?

A. 音声の再生 & 録音処理機能のことです。下記の内容の処理を行っています。
1)音声ファイルフォーマット
xxxxx.vox
xxxxx.wav
2)音声アルゴリズム
64K μ-LAW PCM
48K μ-LAW PCM
32K μ-LAW ADPCM
24K μ-LAW ADPCM
11K Linear Standard Waveform Data Format
6,8k Linear Non-Standard Waveform Data Format
3)複数ファイルの再生 4)再生音量調整
±20dB
5)再生速度調整(32k及び24k ADPCMのみ)
±50%
-DTMF(PB)信号の認識・生成(0-9、♯、*)
-トーン検出・生成

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Q. 外線と内線が1ボードのUnPBXボードはリリースされているか?

A. 外線アナログ4回線、内線8回線のUnPBXボード(DI0408LSAR2)がリリースされています。

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Q. DTMFトーンの検知はするか?

A. 音声リソースを持っていれば可能です。

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Q. ナンバーディスプレイ対応ボードは?

A. アナログI/Fを有するボードは対応可能です。
また、デジタルI/Fを有するボードはDchを使用することで可能です。アナログI/Fを有するボードではD/41EPCI、D/41JCT-LS、VFX/PCI、VFX/41JCT-LS、D/120JCT-LS Rev.1、D/120JCT-LS Rev.2が可能です。

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Q. 対応している音声アルゴリズムは?

A. 64K μ-LAW PCM
48K μ-LAW PCM
32K μ-LAW ADPCM
24K μ-LAW ADPCM
11K Linear Standard Waveform Data Format
6,8k Linear Non-Standard Waveform Data Format

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Q. Linuxの対応は?

A. HMPはLinuxに対応しています。

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Q. Windowsの対応は?

A. Windows XP
Windows 2003 Server
に対応しています。

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Q. compactPCI(cPCI)への対応は?

A. 対応しています。

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Q. PCのホストインターフェースについて及びBus Speedについて

A. Bus Modeは32bit、Bus Speedは33MHz(MAX)にのみ対応しています。PCのご選択の際は、ご注意頂く必要がございます。

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Q. Universal PCIとは?

A. PCIカードには、5V用、3.3V用、5V/3.3V両用(ユニバーサル)の3種類があります。PCIのコネクタには、誤挿入防止用のキー(切り欠き)があり、3.3V用と5V用とで位置が異なり、ブラケットに近い側(12-13番)が開いていれば3.3V専用、遠い側(50-51番)なら5V専用、両方開いていていればユニバーサルです。

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Q. CSPとは?

A. Continuous Speech Processing(連続音声処理)の略であり、市場で需要が急増している音声認識ソリューションに対し、インテル社が提案するテクノロジーです。このCSPはインテル社が販売しているJCTシリーズ及びDM/VxxxAシリーズのボードで対応しております。このCSPとはボード上のDSPでエコーキャンセル、音声アクティビティ検出(VAD)、プレスピーチバッファリング等の処理を行うことにより、「バージイン機能」を今までのように専用のハードウェアを必要とせず、実現可能となります。
「バージイン機能」とは、音声ガイダンスが流れている最中に、ユーザーの音声を認知することで音声ガイダンスを中断し、すぐに音声認識を開始させることができる割り込みの機能のことです。この機能があることで、ユーザーにとって音声メニューのナビゲーションのスピードアップが可能となり、システムの使い勝手の向上を図ることができます。

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Q. ボイスポータルとは?

A. ボイスポータルとは、電話からインターネット上の情報を取り出したりサービスを利用したりする共通のポータル(入口)のことです。PCやiモード等の情報端末からではなく固定電話や携帯電話から利用可能な為、移動中であったりあるいは情報端末をうまく利用できない人達も、音声によってインターネット情報やサービスを確認できるようになります。
核となるテクノロジーは音声認識技術であり、このテクノロジーを利用してユーザー自身が欲しい情報の検索を行い、VoiceXMLで記述されたコンテンツを読み上げることで、ユーザーへ情報の提供を行います。現在は、まだサービスの黎明期であり、ユーザーが欲しいコンテンツが充実していないことが課題の一つです。

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Q. インストールの仕方はComplete、Custam 、Typicalのどちらが良いか?

A. Custamを選択し、必要な個所を追加することをお勧めします。
Defaultでチェックされている個所は必要ですのではずさないでください。

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Q. ボードが壊れたかなと思った時はどうすればいいですか?

A. UDDを実行してください。UDDによりハードウェア障害の切り分けが出来ます。
尚、BRIボードはUDD対応していません。

【UDDの使用方法】

障害発生時の対応方法について
どうしても上手く動作しない場合は、以下の手順に従ってチェックを行ってください。

1)UDDを実行する
UDD(Universal Dialogic Diagnostics)はDialogicのSDKに付属の自己診断プログラムです。このプログラムを実行することによって、ハードウェア(Dialogicのボード)が故障しているのかどうかの切り分けを行うことが出来ます。


UDDの実行手順:
注)UDDはDialogicサービスが停止している状態で実行してください。


スタート→プログラム→DialogicSystemSoftware→Universal Dialogic Diagnostice Utilityを選択します。


ここでDCMサービスはStopしているか聞いてきますので、Stopした状態でYesを選択してください。なおサービス起動をAutomaticに設定している場合にDCMサービスをStopするときは、PC起動後に上記と同様スタートからDCM(Dilaogic Configuration Manager)を選択し、DCMの設定画面でSTOPと書いてある赤いボタンをクリックして下さい。


UDDの画面に変わりましたら不良を確認したいボードにチェックマークを入れ、Select All Testsを選択しOKを押しRUN TESTを押して下さい。


テストの実行経過が表示されます。


ボードにハード的な問題が無い場合、No error foundsと表示されます。


ボードが不良の場合「ERROR」と表示されます。
ERRORが出た場合は、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

UDDでボードを認識する時にエラーが出る場合もあります。この場合は、エラー内容と共に弊社までご連絡ください。

2)SDKのInstall方法確認
SDKのインストール時に以下のように行っていることをご確認ください。

 

「Setup Option」は「Complete」または「Custom」を選択。(「Custom」の場合は必要な物にチェックしてあること)

ISDNを使用する場合は、「ISDNプロトコル」で「NTT Protocol」を選択。

Global Call Feature Selectionは、3つとも選択。

3)弊社へのご連絡
上記の2点をご確認いただいた上で、以下の項目に関してご連絡ください。

 

・ご利用のPC(プラットフォーム)の環境情報
 CPU、OS、メモリ、Bios
・SDKのバージョン情報
 PTR等パッチを適用している場合は、その番号
・インストールされている全てのDialogicのボード名と枚数
・障害内容(出来るだけ詳細にお願いします)と障害発生頻度
・イベントログ
・UDDの実行結果とSDKのインストール内容
・その他必要と思われる情報

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Q. DCMの設定上の注意点は?

A. 1.CountryタブをJapanに設定してください。
2.アドレス設定に注意してください。
共有メモリ空間については以下の通りです。
—-
ISAバスボードと異なりボード実装枚数によりメモリリソース(PCI空間)は増減します。
各ボードの使用するメモリ空間は以下の通りです。
D/41EPCI 64KB + 128B
VFX/PCI  64KB + 128B
D/240PCI-T1 64KB + 128B
サービス起動時に各ボード毎に必要な空間が確保されます。
必要な空間は、ボード毎に必要な空間+ボード毎のコンフィグレーションレジスタ(128Bのよう)です。
例:D/41EPCI+VFX/PCI=(64+128)×2=384KB
メモリー空間以外にはIRQにも注意してください。 空いているIRQを設定してください。
PCIバスが有る場合、見かけ上空いていてもまれにうまく行かない場合があります。
その場合、他の空いているIRQに設定してください。

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Q. プログラム方法の推奨はありますか?

A. ・非同期
・PerfectCallAnalysis設定を推奨します。

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Q. SDKやファームウェアのバージョンの見方は?

A. SDKはインストール時にマニュアルもインストールし、Release Guideをご参照頂く必要がございます。
ファームウェアのバージョンは、Dialogicサービス起動後、イベントログで確認できます。

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Q. ISDNを使用しているのですが、リンクが上手く張れません。

A. SDKのインストール時に「ISDNプロトコル」の選択で「NTT Protocol」を選んであるか確認してください。

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Q. APIに関する資料が欲しいのですが。

A. SDKをインストール後、APIのマニュアルが参照可能です。

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Q. Loop Current OFFとは?

A. NTT回線では端末機がoffhookした場合、その端末機と交換機の間の回線にはループ電流が流れループが形成されます。
このループが形成されることをLoop Current Onと言います。
そして onhookした場合やケーブルが何らかの原因で切断した場合にループが切れることをLoop Current Offと言います。

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Q. TAを経由してアナログボードと接続しているがうまく着信しないが?

A. TAに関しましては電源等を安価に製作する為に、Ring電圧等が通常のNTT回線よりも低い場合が多々見られます。
Intel/Dialogicボードの実力値は、NTT回線のRing電圧をサポートする値となっており、TAのリング電圧レベルがNTT回線の値に満たない場合リングが検出されない可能性があります。TAのRing電圧をご確認下さい。

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