IP電話環境に必要な高可用性を提供し、システムワイドのノンストップ環境を構築します。
電話に対しては、「いつでもつながる」信頼性が求められます。このレベルの信頼性をIP電話で実現するには、ノンストップのDHCPによるIP電話端末に対する継続的なIPアドレスの供給が必須です。
InfobloxのネットワークIDアプライアンスが搭載する「Trinzic DDI」のバージョン3は、IP電話環境に必要な高可用性をしっかりと提供します。Infobloxのアプライアンスは、HA構成された2台の機器間で自動フェイルオーバーするほか、オプションの「Keystoneモジュール」を搭載してIDグリッドを構成することで、複数拠点に分散配置された機器間でもリアルタイムにデータ同期を行い、システムワイドのノンストップ環境を構築できます。
さらにIP電話端末がTFTPによるソフトウェア更新や設定更新を必要とする場合、InfobloxのアプライアンスはTFTPサーバーも兼用できます。ファイル配布を一元化できるほか、TFTPの冗長化、更新状況の一元確認といったメリットを提供します。