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「Veeam Backup & Replication」で実現するランサムウェア対策 | ホワイトペーパー | Veeam | 東京エレクトロンデバイス

【ストレージ】「Veeam Backup & Replication」で実現するランサムウェア対策

本ホワイトペーパーでは最新の脅威に対して効果的なデータ保護を実現する「Veeam Backup & Replication」を解説します。

  • 企業を標的に猛威を振るうランサムウェア、最後の砦はバックアップ
  •  「防御」「検知」「対処」「復旧」に対応したセキュリティ機能を提供
  • 4つのフェーズでデータ保護を実現する「Veeam Backup & Replication」

企業を標的に猛威を振るうランサムウェア、最後の砦はバックアップ

 PCやネットワークフォルダに保存されたデータを暗号化し、解除と引き換えに身代金を要求するランサムウェア。2010年後半から特に国内でも猛威を振るい始め、これまで多くの個人や組織が被害を受けています。独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)が発表する「情報セキュリティ10大脅威」でも2021年、2022年と2年連続で最も影響力の大きな脅威として挙げられています。
 直近の数年間では、国内大手ゲームメーカーもランサムウェアの攻撃を受け、データ暗号化の被害を受けただけでなく、流出した情報を公開するという脅迫と同時に多額の身代金の要求を受けたと報道されています。もちろん、ランサムウェアの被害は大企業だけでなく、地方も含めた中小企業・組織にも及んでいます。セキュリティの専門家などによると、公になっているランサムウェアの被害は氷山の一角に過ぎないとされ、報道されないケースを含め、医療や社会インフラ ・ 製造 ・ 流通 ・ 通信など多くの組織やサプライチェーンが被害を受けているのが実態です。

 このように進化したランサムウェアがやっかいなのは、気づかないうちに攻撃を受け、気づいたときには取返しのつかない事態に陥ってしまう点にあります。多くの企業はファイアウォールやアンチウイルスでマルウェアの侵入を防御する対策を実施しています。しかし、近年の高度化 ・ 巧妙化したランサムウェアはこうした検知をかいくぐってネットワークに侵入し、ファイルを暗号化してしまいます。あるユーザーが自分のファイルが暗号化されていると気づいたときには、すでにネットワーク上の他のユーザーのファイルや