進化する技術と暗黙知の関係性~JANOG58レポート~
2026/7/15 - 17で開催されたJanog58に参加してきました。
その様子の紹介や東京エレクトロンデバイスブースの内容を簡単ですが、お伝えします。
7/15 – 17の日程でJANOG58が愛媛県は松山市、県民文化会館にて行われました。
今回のホスト企業は、当社のパートナー企業であるArista社になり、当社も金亀スポンサーとして参加しています。
愛媛県ということで、会場にはこんなものも・・・
愛媛県と言えばみかん!
そして、私個人耳にしたことがある都市伝説というべき、蛇口からミカンジュースが飲める!を体現したものがありました。
お味は非常においしかったです。
それはさておき、当社のブースがこちら。
関係者の方もいましたが、写真撮影の時だけ、横にはけてくださいました・・・!
当社は先述の通り、Aristaの国内代理店となります。
放送業界の会社様向けにAristaを用いたソリューションを展示しており、MoIPを実現するためのアプローチを展開しました。
合わせて当社では検証ラボ、「TED BI Lab」を提供しています。
この検証ラボでは放送システムのIP化を気軽に体験することができます。
ご興味のある方は以下までご連絡ください。
当社の宣伝はこの辺にして・・・。
当社でも扱っているF5 Networks社が斜め向かいにありました。
そして、Arista社がすぐそばにブースを構えていました。
その他、参加企業の一覧の一部と会場の様子です・・・人が多く、歩くのが大変になることがあるくらいの大盛況でした!
そして、話は変わっていくつかのセッションに参加してきました。
いくつかAIに関連するセッションを聞いて、感じたことは今回の本ブログのタイトルでもある「暗黙知」。
聞きなれない言葉ですが、皆様は「暗黙知」という言葉を聞いたことはありますか?
「暗黙知」とは「経験や勘に基づいて生じる知識のこと」を指します。
もっと言えば、ベテランの方が無意識に行っていることを意味します。
AIというものは初めから万能ではなく、色々と指示や条件、データを提供して初めてその真価を発揮します。
この指示、条件の部分はAIに理解をさせるため、「言語化」が必須です。
無意識に行っていることを、どうやって言語化して、AIに落とし込むか、ということが現状の課題になっています。
皆さんが当たり前、と思って行っている、一つ一つの行動も「暗黙知」による行動かもしれません。
つまり、暗黙知を落とし込むにあたって、どの行動が暗黙知なのかをまず知る必要がありますが、当たり前のように無意識でやっていることなので、その判断が大きなハードルになります。
業界によっては横のつながりが大事なこともありますが、その一部署一部署がそれぞれ暗黙知を持っています。
これは横に展開されていることは非常に稀です。
これをどう言語化し、横に伝え、AIに組み込んでいくのか・・・
この課題に取り組んでいるというお話がありました。
長年の経験による勘・・・警察もののドラマのようなワードですが、我々のような技術職にも存在し、これをAIに落とし込むというのは非常に難しいのだろうなと感じました。
このベテランの暗黙知、それは物事をどうやって進めていくか、何を懸念しながら進めるか、つまりは「疑うこと」、これを言語化して進めていくことが重要とのこと。
その他にも、部署やチームが多数あることによって、AI Agentの乱立・重複や、AI基板に関する知識を持つ担当者への業務集中による属人化が課題として挙げられました。
これからを支える人は今の若い世代でしょう。
今までの技術を支えてきた人はベテラン社員の方々ですよね。
この2つの世代の知識、知恵をAIに組み込み、若い世代の方がベテランの勘を持ち、物事に対応していく・・・。
それによって、世界の技術力や問題解決能力は飛躍的に上がるかもしれませんね!
その他にも様々なセッションを聞くことができました。
有意義な時間を過ごすことができ、愛媛県を後にしました。
JANOG59は2027/1/20~1/22 に福井県で、JANOG60は2027/7に沖縄県那覇市で開催予定となっています。
皆様も是非、現在の課題と今後の技術の方向性を判断するために参加されてみてはいかがでしょうか。





