Everpure(旧:Pure Storage)FlashArray CLIの使い方
Everpure(旧:Pure Storage)FlashArrayのCLIの使い方について、ご紹介します。
はじめに
ご利用いただいているFlashArray(FA)を管理するためのツールとして、GUI(Graphical User Interface)やCLI(Command Line Interface)、REST API(Representational State Transfer API)があります。これまで、下記ブログにて、GUIとREST APIについてご紹介しておりますので、併せてご確認ください。
参考:Everpure(旧:Pure Storage)FlashArray GUIの使い方
参考: Pure Storage FlashArrayのREST API
今回は、FAのCLIについて取り扱います。GUIは直感的に機器の状態確認や設定変更などを実施できるツールですが、ブラウザの読み込みや、ポップアップメニューの表示によるマウスの移動など、作業時間を要してしまうことが多いのが実情です。一方で、CLIは、内容を理解・把握しないと、操作や出力への戸惑いは発生しますが、早く、簡単に機器の状態確認や設定変更などができ、また、手順を定型化することで、誤操作のリスクを低減し、安全にFAを操作することができます。本ブログでは、FAのコマンド構造とコマンド・サブコマンド検索方法を簡単にご紹介します。また、これからご紹介するCLIの例は、当社検証環境で稼働しているPurity v6.7.7の画面に基づいています。
CLIへのアクセス(ログイン)
FAのCLIへは、TeratermやPuTTYなどを使用して、sshでログインできます。ホストにIPアドレスかFQDNを入力することでログインが可能です。詳細は下記ブログをご確認ください。今回は、Teratermにて確認した結果をご紹介します。
参考: Pure Storage GUI・CLIのログイン方法やそのアクセスユーザー
コマンド構造
コマンドの一般的な形式は次の通りです。
pureコマンド サブコマンド --オプション オプション内容 対象
・ pureコマンド:操作対象オブジェクトを指定します。FAのコマンドは、ほとんど「pure」という文字列から始まります。Hostに対する内容であればpurehost、Volumeに対する内容であればpurevol、のような形となります。
・ サブコマンド:実行する操作内容を指定します。例えば、create(作成)、setattr(設定変更)、list(内容の一覧表示)などが指定できます。
・ --オプション オプション内容:実行する内容の挙動を細かく制御するために追加指定します。例えば、purevol setattrであれば、--sizeで容量の指定、--bw-limitや--iops-limitでQoS(Quality of Service)値の指定など、細かい設定が可能です。
・ 対象:実際に操作する対象を指定します。例えば、Volumeに対する操作であれば、その対象のVolume名を記載します。
コマンドの検索:puremanコマンド
FAのCLIは、コマンドを覚えていなくても、puremanコマンドを使用することで、その場で実行するコマンドを確認することが可能です。puremanだけを実行すると、下記のような出力となります。確かに、FAのCLIの多くはpureから始まっていることが確認できます。
コマンドの検索:helpオプション
pureから始まるコマンドは、上記のpuremanで確認できますが、そのあとのサブコマンドやオプションは-hや--helpを使うことで簡単な構文説明を表示できます。
例えば、purearrayコマンドにて、purearray -hとすることで、サブコマンドの一覧が表示されます。
さらに、purearray list -hとすることで、purearray listコマンドのオプションの一覧が表示されます。
コマンド実行例
ここからは、実際にCLIでのボリューム作成例をご紹介します。今回実行するコマンドは purevol create --size 1T test-volです。
このコマンドを構造に沿って分解すると、次のようになります。
まず、pureコマンドにはpurevolを指定します。これは「Volume(ボリューム)」を操作対象として扱うことを意味します。次にサブコマンドにはcreateを指定します。createは新規作成を表し、この時点で「ボリュームを新規に作成する」という形のコマンドとなります。続いて、オプションでは--size 1Tを指定します。これは、作成するボリュームのサイズが1TiBであることを示します。なお、Volume作成において、サイズ指定は必須であるため、この--sizeを記載せずにコマンドを実行することはできません。最後に対象としてtest-volを指定し、作成するボリューム名を決めます。
CLIのログアウト
作業が完了したらログアウトします。CLIからログアウトするには、次のコマンドのいずれかを入力します。
・ exit または logout
その他
本ブログでは、あくまで簡単なCLIのご紹介となります。CLIの詳細な手順や出力の見方などは、TED CN Support(サポートサイト)にて、ユーザーズガイドや各種FAQにてご案内しています。当社とEverpure(旧:Pure Storage)製品の保守契約があるお客様はTED CN Support(サポートサイト)から確認いただくことが可能です。
最後に
今回は、FlashArrayのCLIについて、ログイン方法からコマンドの調べ方まで、最初に押さえるべきポイントをご紹介しました。今後、FlashBladeのCLIの説明についても、本ブログでご紹介する予定です。
※ Everpure、Pure Storage、および本ページに記載されている製品名・サービス名は、Everpure, Inc. の商標または登録商標です。









