Pure Storage FlashArray Cシリーズの詳細

Pure Storage FlashArray製品のCシリーズの詳細について、ご紹介します。
FlashArrayのモデル
2025年現在、販売されているPure Storage FlashArrayのモデルは、X・XL・C・Eシリーズです。
まずは簡単にそれぞれのモデルの特徴を表にしました。なお、ここでは基準をXシリーズとします。以前のBlogでXシリーズについては、ご紹介させていただきましたが、今後のBlogで、XL・Eシリーズなども詳細にご紹介させていただく予定です。
参考:Xシリーズの詳細:https://cn.teldevice.co.jp/blog/p57997/
FlashArray//C
2024年12月時点で、販売されているPure Storage FlashArray(FA)//Cのモデルは、C20、C50R4・C70R4・C90R4の、4つのCシリーズです。Cはモデル名を表し、そのあとの数字はパフォーマンスや容量の指標となります。2024年12月にリリースされた、エントリーモデルのC20につきましては、今後ご紹介させていただきますので、本Blogでは詳細等を割愛させていただきます。
50から90になるにつれ、性能が向上し、最大容量が拡大します。Cシリーズは、容量重視のモデルとなり、Xシリーズと比較して、処理速度は落ちるものの、オールフラッシュでありながらGB単価を抑えた、ビジネスクリティカルなワークロードに最適なストレージです。より高い処理性能が求められるミッションクリティカルなTier1向けには、XシリーズやXLシリーズが向いていますが、一定の性能と容量要件のあるビジネスクリティカルなTier2向けには、Cシリーズもおすすめのモデルになります。
Cシリーズは性能要件があまり厳しくないDB(データベース:Data Base)環境や、DR(災害復旧:Disaster Recovery)といった用途に適しております。また、Xシリーズをプライマリストレージとして利用し、そのXシリーズのデータのレプリケーション先にCシリーズを利用することで、ストレージインフラのプラットフォームの統合も可能となります。
ハードウェア構成とポート構成
Cシリーズのハードウェア構成とポート構成は、以前のBlogでご紹介させていただきました、Xシリーズと同じになります。詳細はこちらをご確認ください(https://cn.teldevice.co.jp/blog/p57997/)。なお、Cシリーズをご選択いただいた場合の、デフォルトで搭載されているポートの数は、下記のとおりです。
容量と消費電力
Cシリーズに搭載できる容量や消費電力は、モデルによって下記の表のとおり違いがあります。
※形式上、小数点以下切り捨てとします。
最後に
今回は、Pure Storage FlashArray Cシリーズについて、記載しました。モデルも複数あり、容量パターンなども複雑になりますが、ご検討いただける場合には、必要な容量や性能情報をヒアリングのうえ最適なモデルをご案内させていただきますので、ご安心ください。今後、本Blogにおいて、新しくリリースされたC20や、XL・Eシリーズなどのほかのモデルについても、記載予定です。