CloudPoolsを利用することで、PowerScale内でほとんど使われていないコールドデータを、安価なクラウドストレージにアーカイブすることができます。
CloudPoolsはSmartPoolsを拡張した機能となっており、特定のフォルダに保存されるデータ、一定期間変更されていないデータ、などのポリシーを設定することで、そのポリシーに従ってクラウドストレージへアーカイブが行われます。
コスト低減
操作がされないデータを安価なクラウドストレージに保存することで、コストを低減することが可能です。
クラウドを意識しないアクセス
クラウドへアーカイブしたデータへは、PowerScaleを介してアクセスを行います。ユーザからはPowerScale上に保存されているデータと同様なアクセスが可能となります。
自動階層化
最初にクラウドの設定とデータ転送ポリシーの設定を行うことで、その後は管理者で定期的に設定を行うことはありません。PowerScaleが毎日データをスキャンし、自動でクラウドとの階層化を実行します。
クラウド転送時の圧縮・暗号化機能
対象のデータを事前に圧縮することが可能なため、クラウドへの転送時のネットワークリソースを軽減することができます。また、転送前の暗号化を有効化することで、転送時の通信を保護することが可能です。