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大容量Wi-Fiとネットワーク分析が
もたらす効果
~ 大規模スタジアムを例に ~

大容量Wi-Fiとネットワーク分析がもたらす効果について、
Extreme Networks社の製品を採用した大規模スタジアムを例にご案内します。

■次世代のスタジアム

WBCでの盛り上がりだけでなくその後も続く大谷選手の活躍、エスコンフィールドHOKKAIDOの開業などで 最近スタジアムに注目した方も多くいらっしゃると思います。

また、スポーツ観戦やコンサートイベント等でスタジアムに行った際にスマートフォンが繋がりにくく
不便を感じた経験がある方も少なくないのではないでしょうか。

実際にスタジアムを訪れた観客に、ストレスなく今までにない新しい体験を (新しい購買推進を・・・)
Exterme Networks製品がお手伝いできる例をご紹介します。

 

Exterme Networksは、メジャーリーグ・NFLの「公式Wi-Fiソリューションプロバイダー」であり、
マンチェスターユナイテッドやNHL・NASCAR等のパートナーとして、主要スポーツリーグを支えています。

スタジアムのネットワークとして求められることは何なのか、そしてなぜExtremeが選ばれているのでしょうか。

 

スタジアム運営側が求めるものは大きく3つあります。

1:収益の最大化

  消費者のニーズを満たし、高速で安全なネットワークによってスタジアムの運営を改善し
  収益性を高めることを目指す

2:運用効率

  スタジアム内での、観客の行動・嗜好等のデータ分析を行うとともに実用的な
  マーケティングにも活用でき、ライブゲームやイベントの円滑な流れを実現する

3:リスクの低減

  機動性・回復力・安全性に優れたネットワークインフラを使用することで、観客の要求に
  こたえながらより安全なオペレーションの実現を目指す

 

一方、観客が求めることはシンプルで「高い利便性と今までにない体験」ではないでしょうか。

 

これらのことは新しい施設に限定されるような夢ではありません。
古い施設でもネットワークを適切に使うことで、実現可能なのです。

 
 

■リバプールFCでの採用目的

アンフィールドスタジアムにExtreme Wi-Fi 6Eアクセスポイントが設置されました。
これにより、観客はキャッシュレスでモバイルチケットや売店などのデジタルアメニティを活用し、
NFT (Non Fungible Token:非代替性トークン) なども使用できます。

 

また、将来的にAR (拡張現実) /VR(仮想現実) のような革新的で没入感のある新サービスを
展開するためのインフラをクラブに提供することになります。

リバプールFCは、ExtremeAnalytics™を利用することにより、観客の足取り、スタジアムでの アプリ利用状況や人気のある売店の把握、観客は売店の行列情報やクーポン、試合や選手データ等をリアルタイムで取得することができます。

また、これらのデータに基づいて、利用者に対してパーソナライズされた観戦体験を提供し、 試合当日の運営効率を向上させることができます。

 

スタジアムの無線ネットワークはExtremeCloud™ IQによって管理され、Wi-Fiの容量と効率の監視と 制御、機器の設定、リアルタイム分析への可視化が可能です。

これにより、クラブはネットワークの管理とパフォーマンスを効率化し、アンフィールドスタジアム内 のIT運用を拡大することができるのです。

 

このような海外での事例は今後、日本にも波及してくるものと想像できます。
軽量で低消費電力なExterme Networksのアクセスポイントが活躍する場も増えていきそうです。

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