自動化セキュリティ
SentinelOne×Entra ID連携で実現するゼロトラストセキュリティ
SentinelOneとEntra ID連携についてご説明いたします。
なぜ今、エンドポイントとIDの統合が重要なのか?
サイバー攻撃の手法は日々進化しており、特にエンドポイントとIDの脆弱性を突いた攻撃が増加しています。従来の境界型セキュリティではこれらの脅威に対応しきれないため、エンドポイントとIDを連携させた包括的なセキュリティ対策が求められています。
SentinelOneは、Microsoft Entra ID(旧Azure Active Directory)とのネイティブ統合により、エンドポイントとIDの両面からゼロトラストセキュリティを強化するソリューションを提供しています。
Entra IDとの統合による主な機能
- リアルタイムのリスク共有: エンドポイントで脅威が検出されると、その情報が即座にEntra IDに共有され、ユーザーのリスク状態が更新されます。リスクの高いユーザーは自動的にActive DirectoryのRisky Userグループに移動され、適切な制御が可能となります。インシデントが解決されると、自動的に元の状態に戻されます。
- 条件付きアクセスの強化: Entra ID 側では上記のリスク情報をもとに、アクセス制限・ブロック、MFAの要求などの自動対応を実行できます。また、ユーザーのセッション停止やアカウント一時停止、パスワードリセットなどの措置も自動実施可能です。
- シームレスな統合: 複雑なAPI設定や手動でのメンテナンスなしに、SentinelOneとEntra IDの連携が可能です。
この統合により、企業はエンドポイントのセキュリティとID管理を一元化し、より強固なゼロトラストセキュリティ体制を構築できます。
SentinelOneとEntra IDの連携によるメリット
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迅速な対応
SentinelOneが検知した脅威に対して、Entra IDが即座に制限対応を行うことで、インシデントの影響を最小化します。 -
セキュリティポリシーの一貫性
エンドポイントとIDの双方に対して、統一されたポリシーと一貫性あるセキュリティ対応が可能です。 -
運用の効率化
自動化された連携により、手動対応の負荷を軽減し、セキュリティ運用の省力化が実現します。
ゼロトラスト時代の統合セキュリティ戦略
このように、SentinelOneとEntra IDの連携は、「端末の振る舞い」と「ユーザーのIDリスク」をリアルタイムで連動させた先進的なゼロトラストセキュリティを実現します。 エンドポイントとIDの境界を越えた防御が可能となることで、現代の複雑なIT環境にも適応できる、効果的かつ効率的なセキュリティ対策となり得ります。



