ストレージ

Everpure(旧:Pure Storage)FlashArray筐体へのディスク追加

Everpure(旧:Pure Storage)FlashArray製品の筐体内でのディスク追加作業の概要と作業計画における確認ポイントをご紹介します。

はじめに

企業が保有しているデータは年々増加しており、ストレージ容量の確保はITインフラ運用における重要な課題の一つです。特に、業務システムや仮想化基盤、バックアップ環境では、安定稼働を維持しながら将来の拡張にも柔軟に対応できるストレージが求められます。

一般的に、ストレージの容量拡張、容量効率を高める機能として、下記のような手法があります。

・ ディスク追加によるストレージ容量拡張

・ 重複排除・圧縮によるデータ削減

・ データを分類することによるストレージ階層化

FlashArray(FA)の場合、ディスクを物理的に追加することで、ストレージ容量を拡張することに加え、FAのOS(Operating System)であるPurityによって実装されている、ストレージの容量効率を高めることのできる重複排除・圧縮機能、Pure Fusion機能のようなデータを分類する機能などで、ストレージの容量拡張・効率的な活用を考えることができます。

今回のブログでは、ディスク追加によるストレージ容量拡張に関してご紹介します。今後のブログにて、FAの重複排除・圧縮機能などをご紹介予定です。

容量拡張を検討する際のポイント

FAの容量拡張が必要になる理由として、空き容量の枯渇や、新規システムへの採用、サービス拡大に伴う必要なストレージ容量の増加などが挙げられます。FAの適切な容量拡張の計画には、これらも含め、以下の観点での確認が必要になります。

・ 現在の容量使用率

・ 月次や年次でのデータ増加傾向

・ 新規システム追加予定

・ スナップショットやレプリケーションなど、追加データの配置予定

急激な容量増加への備え、などの理由から、FAは容量使用率を80%以下で運用することが推奨されています。そのため、現在の容量使用率と追加が必要な容量を踏まえて、容量拡張後の使用率を、80%とすることが一つの目安となります。また、Pure1 Manageでは、月次や年次でのデータ増加傾向の可視化に加え、現在ご利用されているFAの状況から、使用率の予測分析ができ、将来の見込みを踏まえた判断に役立ちます。詳細は下記のブログをご確認ください。

参考:Pure1の活用方法:性能・容量の詳細確認とアレイ分析

ディスク追加作業と作業影響

ここからは、FAの筐体に実際にディスクを追加する作業について、ご紹介します。FAのディスク追加作業は非常にシンプルです。空きスロットにディスクを追加し、専用のコマンドを投入することでディスクが認識され、FAの容量が増加します。

FAの容量が増加の図

容量拡張に際して、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)を設定する必要はなく、Purityによって自動的にRAIDが設定されます。このディスク追加によるシステム停止は不要で、IO遅延といった作業影響もありません。また、当社ではディスク追加作業にも対応しております。ディスクの購入とあわせて当社にて事前確認から作業実施まで対応することで、安全かつ円滑に追加作業を進めることが可能です。

柔軟なディスク構成

FAのディスク追加は、必要な容量に応じて、データパックという決められた数本単位で追加することができるため、過不足のない構成を選択しやすくなります。一方で、実際の拡張可否は、対象モデル、搭載するディスク種別、各種構成ルールなどによって異なります。そのため、容量拡張をご検討されている場合には、まずは当社へお問い合わせください。必要な容量などをヒアリングさせていただいたうえで、どのような容量拡張が可能か、ご説明させていただきます。

DirectFlash Shelf

今回、筐体にディスクを追加する場合の作業内容についてご紹介しました。ご利用のFAの筐体に空きスロットがない場合、拡張筐体となるDFS(DirectFlash Shelf)を搭載してディスクを追加することも可能です。DFSについては、今後のブログにてご紹介します。

最後に

FAの容量拡張は、今後のデータ増加やシステム追加を見据え、計画的に進めることが重要です。ご利用の機器の構成により、最大物理容量や追加可能な構成など、事前に確認が必要な項目はありますが、ディスク追加作業はシンプルかつ、オンラインで実施可能です。

 

※ Everpure、Pure Storage、および本ページに記載されている製品名・サービス名は、Everpure, Inc. の商標または登録商標です。

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