新入社員によるInterop Tokyo 2026 参加レポート
6月10日~12日に幕張メッセで開催されたInterop Tokyo 2026に参加してきました。
入社後初参加のイベントとなったInteropでの印象に残った講演や展示についてお届けします!
普段の業務だけでは得ることのできない知見や、業界のホットトピックなどを、実際に肌で感じることができました。
はじめに
はじめまして!
2026年度に東京エレクトロンデバイスに入社しました。新入社員の山﨑です。
大学では運動フォームと心拍変動を用いたウェイトトレーニング支援システムに関する研究(筋トレ)を行っておりました。
入社後はF5製品のサポートをする部署に配属されました。(F5・・・なにそれ?という状態からのスタートですが勉強していち早く業務をこなすことができるように頑張っております、、)
入社後初イベント+初ブログということで、最後までご覧いただけると幸いです。
Interop Tokyoとは
1994年の日本初開催以来、毎年国内外から約500の企業・団体が参加している国内最大級のイベント!!技術動向とビジネス活用のトレンドをデモンストレーションやセミナーを通じていち早く体感 することができます。
33回目の開催となる2026年は6月10日~12日の3日間開催され、143,312人が来場しています! ちなみに・・・「Interop」の名前の由来は相互接続を意味する「Interoperability」が由来だそうです。
展示会概要
- 開催期間 :2026年6月10日(水)~ 12日(金)
- アーカイブ配信:2026年6月29日(月)~ 7月24日(金)17時まで
- 会場 :幕張メッセ
- 同時開催 :デジタルサイネージジャパン 2026、AI NATIVE EXPO 2026、
画像認識 AI EXPO(VISION AI EXPO)2026 - 来場者数 :142,312人(2025年度:136,875人)
展示会場潜入!!
幕張メッセ国際展示場展示ホール3~8とかなり広い空間を埋め尽くすブース!! 今回私が行った6月11日だけでも45,831人とかなり活気があり、各企業のノベルティや資料をたくさんいただきました。(おまけにいただいたノベルティ載せてます!)
印象に残った講演やブース
今回は丸1日かけて多くの講演、ブースでお話を聞きました。その中でも特に印象に残ったものを3件紹介します!
自立型ネットワークの「脳」が動き出す:
Agentic AIとデジタルツインが拓く次世代の運用
まず1つ目は、コマーチ株式会社の講演で紹介されていたOSSの進化レベルの話です。ここではネットワーク運用がどれくらい自動化されているかを段階的に分けて考えるという内容で、L1やL2の段階ではまだ人が中心となって作業を行い、AIはあくまで補助的に使われるレベルとされています。一方で、レベルが上がっていくにつれてAIが判断に関わる範囲が広がり、最終的には自律的に運用できる状態を目指していくというイメージです。今回の話を聞いていて感じたのは、いきなりすべてが自動化されるというよりも、まずは人が主体の状態から少しずつAIに任せる範囲を増やしていくという現実的な進み方をしているという点でした。また、そのためには単にAIを入れるだけではなく、日々蓄積されるデータを整理したり、ネットワークの状態を分かりやすく把握できる仕組みを用意したりすることが重要だという話もあり、全体としては「人が運用しながら徐々に効率化していく延長線上に自動化がある」という印象でした。

引用:人の意図に基づき運用する自律型ネットワーク AIエージェントが支援し、デジタルツインで検証|BUSINESS NETWORK
AI時代のアプリケーションとセキュリティ
2つ目は私が担当する製品であるF5についてです。この展示では、AIを使ったアプリケーションが増えてきた今、セキュリティをどう考えるべきかが紹介されていました。内容としては、AIアプリも基本的にはWebアプリやAPIと同じように外部から狙われる可能性があり、そのため従来のWAFやAPIセキュリティに加えて、AI向けの対策が必要になるという話でした。図を見ていると、AIアプリの前後にガードレールのような仕組みを置いて、不正な入力や想定外の動きを防ぐ考え方が示されており、既存のセキュリティをベースに少しずつ拡張していくイメージだと感じました。
また、別のパネルでは「F5 AI Guardrails」、「F5 AI Red Team」、「F5 AI Remediate」について展示されており、AIを安全に使うためには、守るだけでなく、あえて攻撃する側の視点で弱点を探し、それを改善につなげていくことが重要だと説明されていました。AIが出してはいけない情報を出してしまわないか、変な挙動をしないかをチェックしながら、問題があれば修正していくという流れです。正直、細かい部分まですべて理解できたわけではありませんが、AIを安心して使い続けるためには、こうした仕組みを運用として回していく必要があるんだな、ということはよく伝わってきました。
AI活用が当たり前になってきた今だからこそ、こうした視点が重要になっているのだと感じました。
Shownet
最後になりますが、3つ目はShownetです。Interopでは出展者から提供された約2000の製品・サービスと約700名ものトップエンジニア達が会場内にネットワークを構築する「Shownet」と呼ばれるプロジェクトを実施しています。
Shownet協力企業一覧
Shownetネットワーク図
私は大学時代にCisco Packet Tracerを使ってネットワークを構築しておりましたが、当時は、ルーターやスイッチ同士を接続してコマンドを入力し、通信ができるように設定するといった比較的小規模な構成で、ネットワークの仕組みを理解するためのものでした。
それに対して、Shownetで構築されているネットワークは、規模の大きさもですが、通信を行うだけでなく、5Gやクラウド、AIといったさまざまな要素を組み合わせながら、実際のサービスに近い形で動かされている点が印象的でした。
また、ネットワークだけでなく、セキュリティの監視・運用といった部分まで連携されているところが学生時代に自分が構築したものとはかなりレベルが違うと感じました。
今回の展示を通して、ネットワークは機器をつないで終わるのではなく、実際の利用を想定してさまざまな機能や仕組みを組み合わせていくものだと改めて実感しました。

私が担当するF5の「BIG-IP」や先ほども登場した「F5 AI Guardrails」もありました!
ここでの「F5 AI Guardrails」はAIを安全に使うための対策の一つで、AIとのやり取り内容をチェックする役割を持っています。例えば、ユーザーがAIに送った内容は、そのままAIに届くのではなく、一度この仕組みを通って確認されます。意図しない指示や危険な内容が含まれていないかを確認したり、AIが出した結果の中に問題のある情報が含まれていたりしないかをチェックします。このように、AIの入力と出力の両方を見ることで、不正な利用や想定外の動きを防ぐ仕組みになっていると感じました。(全然関係ないですがこのブログと同時進行でBIG-IPの冗長構成初めて組みました、、)
まとめ
非常に活気があり、各企業の動向やトレンドなどを実際に見て学ぶことができました。ブースを回る中で、製品の名前を聞いたことはあるけど何をしているものなのかがわからないということがほとんどでしたが、企業さんや先輩が丁寧に教えてくださり、とても勉強になりました!(もっと勉強します、、)
今回はInterop Tokyo 2026について新人目線でまとめてみました!
このような国内最大級のイベントは回数も少なく、頻繁にいけるものではないので今回学んだことを業務に活かしていけるように頑張ります!気になった方はぜひ来年行ってみてください!
おまけ
袋に入らないレベルでノベルティいただきました!今回いただいたものは、お菓子や水筒、お水やAmazonのギフトカードなど豪華すぎてびっくりしました、、ノベルティ目的で行ってみるのもいいかもしれません!会場内にあった「手のひらネットワーク機器」のガチャガチャ回しておけばよかったと後悔してます、、来年こそは、、




