日本薬物動態学会第38回年会へ出展しました
日本薬物動態学会2日目の様子です。
■日本薬物動態学会へ出展
9月26日~9月29日に東静岡にて開催された「日本薬物動態学会第38回年会」にAI創薬ソリューションを題材に、ブース出展してきました。
ショートコースは240名、国際合同大会は事前参加・当日参加合わせて842名、招待者等を含めると1,036名の方が参加されたとのことで、多くの来場者が4日間の間訪れました。
また、9月26日~29日の間、全日程9:00~11:00まではSession時間となっており、来場者のほとんどがSession聴講のため参加していました。
■会場の雰囲気は・・・
展示ブースと研究ポスターの展示が同じ会場内にあったのですが、ポスターの掲載数が非常に多く、一般的なイベント等の2~3倍の数のポスターが展示されていました。
これらの展示されているポスターを見て熱心に勉強される方が多く、展示・ポスター会場はポスターのあたりに人が集中していました。ポスターの内容としては、多くの研究者の方が自身の研究内容・結果を発表しており、全て英語での記載となっておりました。実際には、海外の方も多く訪れており創薬業界のグローバル化がうかがえました。
このように、Sessionやポスター展示を見て勉強される姿は、学会特有の雰囲気であり勉強目的で来場される方が多数いらっしゃると感じました。
■AI創薬ソリューションのご紹介
今回、TEDはAI創薬のプラットフォームを提供するElix様と協業し、TED×ElixでAI創薬ソリューションとして出展しました。
薬物動態の領域ということで、薬を世に出すために実際に人体や動物に薬物を投入して検証するフェーズとなります。対して、TED×Elixで打ち出しているAI創薬は薬物動態の一歩手前の化合物の開発段階のソリューションであることも心配していましたが、製薬企業の方もTEDブースへ立ち寄っていただきました。
また、AI創薬というワードに興味を持ってくださる方も多く、実際に何ができるのか?こういった分野(違法薬物検査の予測など)にも生かせるのか?という話も挙がりました。
ブースに立ち寄ってくださった方との会話では、専門用語も多く飛び交い、改めて勉強が必要だと感じました。
余談ですが、来年の開催地はハワイとのことです。
引き続き医薬・創薬業界の知識を深め、AI創薬を盛り上げていけるよう取り組んでいきます。