NetskopeアップデートR123ご紹介

NetskopeのR123リリースアップデートより、注目機能をピックアップしてご紹介します。
Netskope R123 注目リリース機能
- Next Generation API Data Protection
- ChatGPT Enterpriseをサポート
- DLPインシデントページからの手動修復アクション
- Forensic
- DLP インシデント内でのメモの追加をサポート
- NPA(ZTNA NEXT L7)
- Local Broker機能のGA
- Traffic Steering
- Cloud FirewallにおけるデバイスでのIPv6 Non-Webトラフィックのブロック機能のGA
- Netskope Client無効化に利用可能なマスターパスワード機能のGA
- Netskope Client無効化に利用可能なワンタイムパスワード機能のGA
リリースノートの詳細については以下をご参照ください。
Netskope Release Notes Version 123.0.0 – Netskope Knowledge Portal
続いては、今回のアップデートで変更された「Incident > DLPのアップデート項目」について紹介します。
Incident > DLPのアップデート項目
R123からテナント上でのIncident管理に関する機能が2つ追加されました。
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CASB APIによるDLP Incidentに対して、手動でアクション実行可能に!
下記Incident画面からQUARANTINEやファイルの削除などのアクションを実施可能になりました。
この機能はCASB APIで発報されたIncidentに対してのみ利用可能です。
Boxなど、ラベルの付与が可能なSaaSアプリと連携している場合は、以下画像の様にテナント上から指定したファイルに対してラベルを付与することも可能です。
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Incidentにメモの追加が可能に!
Incidentに関する情報の補足として、Incidentごとにメモを追加することが可能になりました。
こちらの機能はCASB APIに限らず、全てのDLP Incidentに追加することが可能です。
この機能を利用し、更新した情報やIncidentに関する詳細情報の追記などを行うことができるようになるため、テナント上でのIncident管理に役立てることが可能です。
以下画像の箇所からメモを追加することが可能です。
開くと以下の画像のような画面が表示されます。メモを追加すると赤枠内のようにメモ内容、記載者、記載時間が表示されます。
最後に
新しくリリースされた機能を含め、皆さまのお手元でもぜひお試しいただき、ご不明な点は当社エンジニアまでお問い合わせください。