セキュリティネットワーク

NetskopeアップデートR125ご紹介

NetskopeのR125リリースアップデートより、注目機能をピックアップしてご紹介します。

R125注目リリース機能


R125でリリースされた機能のうち、注目機能はこちらになります。

CCI

  • CCIのメニュー名称が「App Catalog」に変更
  • 各アプリのApp Catalog(旧称CCI)ページにて、インスタンス検出が可能なアクティビティの一覧が確認可能に

 

NG-SWG

  • URL Lookup API の拡張
  • Netskope Chrome拡張機能としてユーザー通知サポートのリリース

NPA

  • Ubuntu 22.04 LTS に対するPublisherサポートのGA
  • Private AppごとのPublisher割り当ての最大数が16から64に増加

Reports

Threat Protection

  • マルウェアインシデントの詳細ページの高度なヒューリスティックセクションで、アーカイブ内の子サブコンポーネントやファイル情報を確認可能に

Traffic Steering

クライアントを無効にするためのマスターパスワード機能が全テナントでGA

Additional Documentation Updates

 

リリースノートの詳細については以下をご参照ください。

Netskope Release Notes Version 125.0.0 – Netskope Knowledge Portal

続いては、今回名称が変更されたNetskopeの特徴の一つである「App Catalog(旧称CCI)」の機能について紹介します。

App Catalog(旧称CCI)


企業で認知・利用許可を行っているアプリケーションの他に、従業員が個人的に利用しているアプリケーションであるシャドーITが存在しています。

そういったアプリケーション利用の制御はCASB機能で実装可能ですが、それらのアプリケーションをすべて禁止すると不便であるため、ある程度許容する運用が一般的に考えられます。

そういった許容するアプリの選別・選定に利用することができるのがNetskopeのApp Catalog機能です。

App Catalogでは83,000以上ものアプリの識別が可能です。また、Netskope独自の調査により、アプリの安全性の評価や保有・取得している認証の確認、加えてNetskopeで制御・識別可能なアクティビティも確認することが可能で、これらの情報を基にSaaSアプリケーションに対してどのような利用方法を許可するのかの判断に利用できます。

また、近年いろいろなサイトやアプリで利用されている生成AIについての情報も確認可能です。以下の画像のような情報が確認可能で、生成AIが利用されているか、オフにできるか、データは生成AIの学習に利用されるのかなどの情報が確認可能です。

 

最後に


新しくリリースされた機能を含め、皆さまのお手元でもぜひお試しいただき、ご不明な点は当社エンジニアまでお問い合わせください。

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