バックアップ・データ保護

データベースの保護、Rubrikなら簡単です(Oracle DB / OS:Linux編)

Rubrikでデータベースの保護を実装する手順についてご紹介します。(第2弾)

こんにちは、Rubrik担当エンジニアのKenshiroです。

みなさん、データベースのバックアップは取得されてますか?
Rubrikでは簡単にデータベースのバックアップを取得することが可能です。
今回はOracle DB(OSはLinux)のバックアップ設定の流れをご紹介したいと思います。

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機能紹介

まずは機能のご紹介です。

  • Oracle ホストに Rubrik Backup Service (RBS) をインストールすることで、Oracle データベースを自動的に検出して保護します。
  • ポリシー(SLAドメイン)をDBに適用し、自動バックアップを実現します。
  • Oracle増分更新バックアップを使い、変更ブロックを永久増分で取得します。
  • 最短15分間隔でアーカイブログのバックアップも可能です。
  • RMANスクリプトは、Rubrikが自動生成します。
  • 構成には、少なくとも 1 つのオープンまたはマウントされた Oracle データベースと、SYSDBA 権限を持つユーザー アカウントが必要です。

設定手順

バックアップ設定の流れは次の4ステップです。

1,RBSをホストへインストール
2,ホストをRubrikへ登録
3,SLA DOMAIN(バックアップポリシーの定義)の作成
4,OracleホストをSLA DOMAINへアサイン

STEP1

1-1.Rubrikの管理コンソールであるRubrik Security Cloud(RSC)にログインしてRBSをダウンロードします。

1-2.ダウンロードしたファイルを展開し、インストーラーを実行してインストールを完了させます。

STEP2
2-1.次にOracle Databases画面でADD HOSTSボタンからホストを登録します。

2-2.Host IP addressesにIPアドレスまたはホスト名を入力してADDをクリックします。

2-3.Oracle Databases画面に登録したホストがリストされます。これでOracleホストの登録は完了です。

STEP3
3-1.SLA DOMAINを作成します。(RubrikではSLA DOMAINでバックアップポリシーを管理します)Databases and Apps項のOracle Databaseにチェックを入れます。

3-2.バックアップ頻度と保存期間を指定します。(以下の例では1日1回、30日保存で設定)

3-3.ログのバックアップ頻度と保存期間を指定します。(以下の例では60分毎、1日間保存で設定)

3-4.最後にSLA Domainの名前を決めて完了です。

STEP4
4-1.作成したSLA DOMAINをホストの対象データベースに割り当てます。対象データベースにチェックをいれてMANAGE PROTECTIONをクリックします。

4-2.作成したSLA DOMAINを選択して完了です。

これで全てのステップが完了しました。SLA DOMAINで設定したスケジュールにて、データベースのバックアップ、ログのバックアップが自動で実行されていきます。

バックアップ状況の確認

データベースの管理画面でバックアップの状況を確認することができます。以下の例では、9/26と9/27に緑マークがついていますが、緑マークがバックアップ成功を表しています。失敗がある場合は赤マークで表示されます。

如何でしたでしょうか?、Oracle DBの保護もRubrikなら簡単ですので、ぜひ使ってみて下さいね。

次回はOracle DB / OS:Windows編をご紹介予定です。