【動画で体験シリーズ第七弾】シンプルな運用管理を実現するマネージドKubernetesを体験しよう #F5XC

東京エレクトロンデバイス主催プライベートイベントで行われたハンズオンブースにおいて、多くのお客様に体験いただいた「Webアプリケーション公開に関わる様々な課題を解決するソリューション」のコンテンツの一部を動画+ブログで紹介するシリーズ第七弾です。ブログ内で紹介している動画と合わせてぜひご覧ください。
どうも。
東京エレクトロン デバイス株式会社 F5製品プリセールスエンジニアのワラビです。
前回のブログ「簡単にマルチクラウド環境をセキュアに接続するMCN導入を体験」ではF5 Distributed Cloud Services(通称 F5 XC)のMCN機能を使って、オンプレミスやパブリッククラウドなどのマルチクラウド環境を迅速かつ簡単に接続するソリューションをご紹介しました。
F5 XCには、他にもWebアプリケーション公開に伴う様々なソリューションがありますので、今回はその中から【動画で体験シリーズ】第七弾として、簡単にKubernetes環境を用意しアプリケーション配信の運用をシンプルにできるソリューションを動画付きでご紹介します。
Kubernetesの構築・運用は大変?
Kubernetesはコンテナオーケストレーションツールのディファクトスタンダードであり、マイクロサービスアーキテクチャのアプリケーションを構築する基盤として重要なソリューションです。
もしKubernetesってよく分からないという場合は、当社では入門セミナーも開催しています。
※不定期ではありますが、気になった方はぜひご参加ください。次回は2025年4月22日を予定しています。
Kubernetesがもたらすコンテナのデプロイや管理、スケーリングなどのメリットは非常に大きいですが、その反面、Kubernetes環境の構築やメンテナンス、そもそもの学習コストに悩まれている方も多いかと思います。
先ほどご紹介したセミナーにご参加いただいた方からも「Kubernetes環境構築が難しい」「Kubernetes自体の理解が難しい」と言った声を多くいただきました。
F5 XCのマネージドK8sとは?
Kubernetesを利用する場合、Kubernetes as a Service(KaaS)というKubernetesをサービスとして提供しているものを採用することもあります。
Kubernetesのコントロールプレーン部分の管理・メンテナンスはクラウドサービスプロバイダー側で提供されるため、ゼロからKubernetesを構築するよりも楽に導入でき、クラウドサービスプロバイダーが提供する様々な機能と組み合わせてより運用を快適にすることができるからです。
F5 XCでは、KaaSのようにKubernetesのコントロールプレーン部分をサービス提供するだけでなく、コンテナが稼働するノード部分もF5 XC上に構築できます。サーバーを用意しなくてもKubernetesクラスタを構築できるというイメージです。
またこのノードをお客様の環境に構築することもできます。具体的には、VMwareやAWS、Azureなどオンプレ・パブリッククラウド問わず様々な環境にCustomer Edge(CE)という仮想マシンを導入すれば、その上でノードを構築して利用することができます。
さらに、F5 XCが提供するLoad Balancer機能で簡単にKubernetesクラスタ上のアプリケーションをインターネットに公開できるだけでなく、WAFやBot管理、DDoS対策など過去のブログでもご紹介してきたサービスと組み合わせてよりセキュアなアプリケーション基盤を用意することができます。
【動画で体験シリーズ第七弾】シンプルな運用管理を実現するマネージドKubernetesを体験しよう
シリーズ第七弾は、F5 XC上にKubernetesクラスタを作成し、そこにWorkloadリソースの作成や、Load Balancerを構築して外部からアクセスするまでの方法を体験するコンテンツです。
今回の動画目次は以下の通りです。
1:41 F5 XC マネージドK8sについて
2:52 体験シナリオの紹介
4:02 ① K8sをデプロイ
9:10 ② K8s上にコンテナをデプロイ(F5 XC Workloads機能)
17:40 ③-1 K8s上のコンテナをインターネットに公開について
18:18 ③-2 Origin Poolの作成
21:45 ③-3 HTTP Load Balancerの作成
25:06 ④-1 クライアント端末からの通信確認
26:17 ④-2 F5 XC上の通信ログを確認
29:29 過去の動画一覧と問い合わせ先紹介
動画の4:02ごろから、KubernetesクラスタをF5 XC上に構築するのですが、名前と場所(F5 XCのリージョン)を指定するだけで数分でKubernetesの利用を開始できることが分かっていただけるかと思います。(なんて簡単なんだ!)
そしてそのKubernetes上にF5 XCのコンソール画面からポチポチと必要項目を入力するだけでコンテナをデプロイしたり、インターネットに公開するところを体験いただきます。Kubernetesと言えば、マニフェストファイルを用いて様々なリソースをデプロイしますが、F5 XCではマニフェストファイル以外にも、コンソール画面から必要な項目を入力するだけでリソースをデプロイできる機能もあり、今回の動画では9:10からその方法でのデプロイを体験いただきます。
これまでの動画一覧
【動画で体験シリーズ】はいかがでしたでしょうか?
以下に過去のコンテンツのリンクを用意しました。一連の動画・ブログをご覧いただいた皆様に対して、「アプリケーション配信にはF5 XC・NGINXが欠かせない!便利だ!」ということが伝わったら嬉しいです。
【第一弾】Webセキュリティを高める噂のWAAP導入を体験しよう#F5XC
【第三弾】NGINXにWAFを入れてセキュリティ強化を体験しよう #NGINX
【第四弾】障害や攻撃に強いDNSの導入を体験しよう#F5XC
【第五弾】速さと信頼を築くCDNの導入を体験しよう #F5XC
【第六弾】簡単にマルチクラウド環境をセキュアに接続するMCN導入を体験 #F5XC
NGINXやF5 XCには、さまざまな機能がありますが、「こんな事もできるんだ!」「こんなに簡単に設定できるんだ!」ということをより分かりやすく、さまざまな方法でアピールし、より多くの方に知っていただきたいと思っています。気になった機能やサービス全般のご質問などありましたら、以下お問い合わせページからお問い合わせください。その他ハンズオンやトレーニングのご依頼など、さまざまなご相談もお待ちしております。
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