性能と容量を両立 - 増設に伴いパフォーマンスも向上するスケールアウトNASストレージ
Dell Technologies | PowerScale Isilon スケールアウトNASシリーズ
Dell Technologies PowerScale Isilon スケールアウトNASは、独自の分散ファイルシステムにより、約100PBまでの大容量ストレージをワンファイルシステムで簡単に管理することができるストレージです。ノード単位で容量を拡張でき、規模が大きくなるとともに性能も向上するというスケールアウトストレージ独自の特長を備えています。
容量を追加すればするほどパフォーマンスが向上
「ノード」と呼ばれるディスクアレイ装置にCPU、メモリ、ネットワークインターフェースのほか、ファイルシステムなどのソフトウェアまですべてが搭載されているため、ノード追加により、容量だけでなくトータル性能の向上につながります。
スケールアウトが可能
「必要な時に」「必要な分だけ」簡単にノードを増設することが出来ます。
スモールスタートが可能
最小3ノードからのスモールスタートが可能なため、初期コストを抑えることが出来ます。
シンプルな運用管理
専用OSにより最大252ノード、約100PBまでを一つのボリュームと一つのファイルシステムで簡単に管理することができます。
ノード増設時のボリューム設計やRAID設計は不要です。ノードの追加は最短でわずか1分程度。サービスを止めずに拡張が可能です。
高い信頼性
最大4ノード同時障害にも対応したN+4パリティが可能です。
Hadoopなど後のビッグデータ分析・活用フェーズにも対応可能
HDFS(Hadoop Distributed File System:Hadoop分散ファイルシステム)をサポートしています。
そのため、Hadoopを使用してのデータ分析・活用のフェーズがきても柔軟に対応が可能です。
インターネット
WEB
コンテンツ配信 / 通信
メディア&エンターテイメント
製造業
ライフサイエンス
教育
研究・調査
社内ファイルサーバー
解析業務用ストレージ
画像編集用ストレージ
ネット上でのコンテンツ配信用ストレージ
ビデオ監視用ストレージ
センサーデータ、ログデータなどの増え続ける情報保管用ストレージ
その他
各レイヤーを1つのソフトウェア層に統合する専用OS「OneFS」で膨大なコンテンツを一元管理
従来のストレージアーキテクチャでは、ファイルシステム、ボリュームマネージャー、RAID(データ保護レイヤー)と3層にわかれていた構成を、独自に分散ファイルシステム「OneFS」によって、1つのソフトウェア層に統合しました。
クラスタ内にあるどのノードからも、指定した任意のファイルを共有できます。
OneFSはファイル システム全体のレイアウト情報を各ノード(筐体)に提供し、単一クラスタのすべてのノードにファイルを分配します。
この完全分散型のアプローチによって、単一ファイル システムで約100PBまでの拡張性など、高いパフォーマンス、拡張性、可用性、管理性の要件を満たすテクノロジーを実現しています。
また、業界標準プロトコルに対応しているので、既存のシステムに導入するのも難しくありません。そして、OneFSの最新バージョンではデータの重複排除に対応し、より効率よくデータを保存することが可能になります。加えてサード パーティ製の監査ソフトウェアと連携することで、コンプライアンスを強化することができます。
独自の分散ファイルシステムにより、どこまで拡張してもひとつのファイルシステムのまま運用できます。一般的なストレージのように、ボリュームやRAIDの構成を気にする必要はありません。
データはノード間で平常化するため、ディスクの利用効率の偏りが発生しません。このため、ストレージ管理者の工数を大幅に削減することができます。
Dell Technologies PowerScale Isilon スケールアウト NAS は、独自の 分散ファイルシステム により、約100PBまでの大容量ストレージをワンファイルシステムで簡単に管理することができるストレージです。 ノード 単位で容量を拡張でき、規模が大きくなるとともに性能も向上するという スケールアウト ストレージ独自の特長を備えています。
従来のストレージでは、増設したとしても一つのコントローラにアクセスが集中し、パフォーマンスが低下していました。
PowerScale Isilonでは、1つのノードにHDDだけでなくコントローラ、メモリ、CPU、ネットワークインターフェースも搭載されており、すべてのノードが複数のコントローラとして働きます。
そのため、パフォーマンスが低下することなく、ノードを追加すればするほどトータル性能が向上します。
新旧モデル、異なるシリーズも混在して運用可能。無停止・自動移行で大幅に管理者の手間を軽減。
PowerScale Isilonは、システム内に新旧のモデルや異なるシリーズが混在していても、そのまま1システム(1ボリューム)として管理・運用が可能です。増設の際にサービスの停止やマウントポイントの変更は発生しません。
ノードは最短1分程度でオンライン増設可能。新しいモデルを追加する際も無停止で自動的にデータ移行し、旧モデルの撤去時もオンラインで削除が可能です。これまで苦労してきたデータ移行時の手間を大幅に軽減します。
自動でデータ移行
シングルボリュームを維持
ノードは最大1分程度でオンライン増設可能
設定パスの変更も不要
オンラインで旧機種を削除可能
新旧モデル、異なるシリーズの混在可能
PowerScale Isilonでは、ファイルの読み書きは独自のファイル システムであるOneFS®の分散処理によって行われます。
PowerScale Isilonではファイルを保存する際に、ファイルデータを分割し、複数ノードにまたがるようにストライピングして保存します。また、パリティを付与することで耐障害性を高めることができます。付与できるパリティは最大4つで、複数のノード同時障害に耐えうる運用も可能です。そして、さらに可用性を高めるために、最大8面までのミラー構成を取ることも可能です。
PowerScale Isilonには「RAIDグループ」という考え方はなく、ファイルやフォルダ単位でパリティを付与する仕組みを採用しています。そして、保護レベルは運用中にいつでも変更できるので、サービスを止めることなく柔軟な運用が可能になります。
PowerScale Isilonではディスク障害時にデータを再構築するためのスペアディスクを物理的に配置せず、空き領域をスペア領域として利用し、物理ディスク搭載容量を軽減します。また、障害箇所のデータのみ空き領域に再生するためデータの再構築も短時間で行うことができ、多重障害でのデータロストの危険度も最小にします。
独自の分散ファイルシステムOneFSを搭載することにより、高性能が要求されるI/O集中型アプリケーションから、プライマリ/セカンダリストレージ、ニアラインアーカイブまでをサポートします。
PowerScale F900 |
すべてのディスクドライブにFlashを搭載したAll Flashモデル
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PowerScale F600 |
すべてのディスクドライブにFlashを搭載したエントリークラスのAll Flashモデル
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PowerScale F200 |
すべてのディスクドライブにFlashを搭載したエントリークラスのAll Flashモデル
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Isilon F810 |
すべてのディスクドライブにFlashを搭載したAll Flashモデル
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PowerScale F800 |
すべてのディスクドライブにFlashを搭載したAll Flashモデル
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PowerScale H700 |
HDDとSSDを搭載したハイブリッドモデル
4Uの筐体に60個のSATA HDDと、1または2個(HDDのサイズと数による)のSSDを搭載した、高いパフォーマンスを提供する製品です。ノード構成は4~252ノードを選択でき、物理容量はクラスターあたり120TB~75.6PBです。 さらに、インラインデータ削減機能を標準搭載し、使用容量の削減も期待できます。 |
PowerScale H7000 |
HDDとSSDを搭載した大容量ハイブリッドモデル
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PowerScale |
大容量HDDを搭載したアーカイブモデル
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PowerScale |
大容量HDDを搭載したアーカイブモデル
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PowerScale |
パフォーマンス拡張に特化したモデル
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