Everpure(旧:Pure Storage)FlashArray RX20のリリース
Everpure(旧:Pure Storage)FlashArray製品のRX20がリリースされたので、ご紹介します。
FlashArrayのモデル
2026年現在、販売されているFlashArrayのモデルは、X・XL・C・E・STシリーズです。
以前のブログでX・C・XL・Eシリーズについて、ご紹介しました。今後のブログで、STシリーズも詳細にご紹介予定ですが、今回はリリースされた直後で、ここではXシリーズに該当するRX20についてご紹介します。
FlashArray//RX20
FlashArray(FA)//RX20は、導入しやすい低価格でありながら、従来のXシリーズのように低レイテンシでIO処理が可能なオールフラッシュストレージです。FA製品の特長である、シンプル性・高可用性・高信頼性を要しながら、エントリーレベルの容量や性能を満たすことができます。レプリケーション機能やNAS機能(FA-File)などの追加機能も、ほかのモデル同様にライセンスフリーでご利用いただけます。RX20は、XR5シリーズやXR4シリーズとは異なる製品ポジションにあり、FlashArray//Xクラスの性能を、より低コストで導入するための製品です。比較的小容量の本番環境や、コストを重視しながら一定のアクセス性能を必要とするプライマリストレージ用途に適しています。また、RX20はPurityバージョン v6.12.0以上で稼働します。(今後Purityバージョン v6.11.xでもサポート予定です)
ハードウェア構成
RX20は、19インチラックの3Uを使用します(専用ラックは不要)。
RX20の前面と背面の図を下記に記載します。RX20では、XR5やCR5シリーズと同じGen2シャーシを使用します(参考:FlashArray XR5シリーズの詳細)。前面には、DFMD(DirectFlash Modules with Distributed NVRAM)と呼ばれるEverpure社独自のDriveを最小8本から最大20本搭載することが可能です。筐体自体は28本分のDFMDを搭載できるつくりとなっていますが、容量の制限から、RX20で搭載できるDFMDは筐体当たり最小で8本、最大で20本となります。
背面には左に電源モジュール(PSM: Power Supply Module)が2個と、コントローラ(CT: Controller)が2個搭載されています。CTの中にIOモジュールが搭載可能となり、FCやiSCSI通信が可能になります。RX20のCTは、デフォルトで搭載されるManagementポートが左下に、ReplicationポートとiSCSIポートが右側に搭載されています。XR4シリーズやXR5シリーズとは異なるポート配置で、これまでXR3モデルなどで使用されていたCTのポート配置と同様になります。
電源は200V(IEC320-C14 ⇔ IEC320-C13:ラック側の電源はIEC320-C14を使用する形)で稼働します。なお、通常のRX20モデルは200Vで稼働しますが、100V(NEMA 5-15P ⇔ IEC320-C13:ラック側の電源はNEMA 5-15Pを使用する形)電源で稼働させることも可能です。
それぞれのモジュールは独立しており、例えば1個のPSMが故障しても、もう1個の稼働中のPSMから、2個のCTに電源供給されますので、ストレージが停止することはありません。
ポート構成
割り振ることのできるポートの一覧や、それぞれの名称は下記のとおりです。
この図は1個のCTの背面図を抜き出したもので、グレーの四角で囲われているSlot0~2が搭載箇所を表しています。
RX20で構成可能なポートは、下記表のとおりです。
ETHポートは、追加するNIC(Network Interface Card)を10GBASE-Tに変更して、通信することも可能です。また、このRX20では、FCポートで利用できる通信速度は32Gb/sとなり、他のモデルのような64Gb/sの通信はサポートされていません。
FAでは、ポート名は固定されており、変更することはできません。そのため、例えば、Slot1に2ポートのFCのHBA(Host Bus Adapter)を搭載すると、そのポートは左からFC4とFC5と呼ばれるポートになります。
RX20にはFCモデル・ETHモデルが用意されており、いずれのモデルでも、ManagementポートとReplicationポート、iSCSI/File用のポートが搭載されますが、FCモデルの場合には、Slot2に2ポートのHBAが搭載されます。
例として、Slot2にFCを2ポート搭載した、FCモデルのデフォルト構成の背面図が下記になります。
容量と消費電力
RX20の搭載できる容量や消費電力は、下記の表のとおりです。
※形式上、小数点以下切り捨てとします。
その他の仕様や注意点
・ Evergreen//Foreverはサポートしていません。
参考:Everpure(旧:Pure Storage)社製品の保守プログラム Evergreen Storage
最後に
今回は、Everpure(旧:Pure Storage)FlashArray RX20について、記載しました。今後STシリーズについても、ご紹介予定です。










