医療
Nutanixを導入し仮想化基盤を構築
管理業務の簡素化と安定稼働を実現
お客様の課題
新型コロナウイルスの感染拡大では、その対応をめぐって日本のデジタル化の課題が浮き彫りになりました。医療分野でも、感染者の把握や患者支援などで大きな影響を及ぼしました。その一方で、地域の中核となる病院では、電子カルテシステムや各種の検査システム、薬剤管理・処方から病院経営まで幅広くデジタル技術が活用されています。しかし、多くの病院では部門ごとにそれぞれサーバを抱えており、運用に頭を悩ませているのが実態です。 宇城総合病院もこのような病院の一つでした。情報システムを担当する情報システム室の木下圭一主任は、「医療関係では、電子カルテだけでなく、各種検査や栄養系、薬剤管理・処方などでデジタル化が進んでいます。また事務系のサーバもあります。各部門システムでサーバのメーカーが異なる場合も多く、故障の時にはそれぞれ連絡先が違うのです」と、乱立するサーバの状況把握や故障の切り分けに手を焼いていたと話します。
記事は 2021年12月 取材・掲載のものです。