【第4回 PowerScale Isilonコラム】SyncIQフェイルオーバー/フェイルバックによるBCP(事業継続計画)
昨今、有事の際でもいかに事業を継続できるかが問われる時代になってきており、ご使用中のストレージ製品の可用性について不安を抱えているお客様もいらっしゃるかと思います。 そのようなお客様に是非本記事にて「SyncIQ」を用いたBCP(事業継続計画)対策をご検討いただき、自社と利害関係者の安心・信頼のためにお役立ていただければと思います。また、既に「SyncIQ」によるレプリケーションを実施しており、改めて有事の際の動作を理解されたいお客様も参考にしてください。
BCP(事業継続計画)の検討を始めた小駒理さん
BCP(事業継続計画)の検討を始めた小駒理さん
IT担当:
小駒理さん
保井北教授
IT担当:
小駒理さん-
SyncIQを導入します!!
1年後
IT担当:
小駒理さん-
プライマリサイトが大規模停電で止まってしまいました!当面復旧の目途が立たないようです。。。サービスが継続できません!
保井北教授
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心配ご無用!!クライアントがアクセスを切り替える前にストレージ側で必要な手順は、コマンドを1つ実行するだけじゃ。
IT担当:
小駒理さん-
セカンダリサイトに切り替えてサービス継続出来ました!!
数日後
IT担当:
小駒理さん-
教授、プライマリサイトの電力が復旧しました!!
IT担当:
小駒理さん-
フェイルバックしたいのですが、全部のデータを同期するには何カ月もかかるのかな。。。
保井北教授
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初期同期から開始する必要はないぞ!
差分データだけが転送されるのじゃ。
IT担当:
小駒理さん-
差分データの転送だけで大丈夫なのですね!
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数日後
IT担当:
小駒理さん-
プライマリサイトにサービスを戻したい!!
保井北教授
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アクセス停止後にストレージ側で必要な手順は、最終同期とコマンドを1つ実行するだけじゃ。
IT担当:
小駒理さん-
ありがとうございます!!
無事フェイルバック完了しました!
編集後記
小駒理さんのお困りポイントを解決出来ましたね。
さらに、SyncIQでは双方向レプリケーションによる両サイトのBCPも実現可能ですので、ご興味がございましたら「お問い合わせフォーム」よりお気軽にご連絡ください。