F5 | NGINX( エンジンエックス )－東京エレクトロンデバイス

高速、軽量

イベント駆動型、非同期処理、シングルスレッド処理により、メモリ消費量やコンテキストスイッチのオーバーヘッドを小さくすることで、軽量な処理を大量に捌くことに特化したアーキテクチャーです。

多機能

Webサーバーとしての機能だけではなく、リバースプロキシやロードバランサーなどの機能を備えています。また、150以上のmoduleが存在しており、必要に応じて柔軟に機能の構成変更が可能です。

普及率

Webサーバーとして使われているソフトウェアでは、Apacheを抜いて1位のシェアです。
以前は、上位100万のウェブサイトに限定した場合のみシェアは1位でしたが、2020年3月に、全てのウェブサイトの場合でもApacheを抜きシェアNo.1となり、現在もシェアを伸ばしています。

NGINX Plus

オープンソースソフトウェア(OSS)であるNGINXの機能を拡張したソフトウェアです。
ロードバランサー、Webサーバー、コンテンツキャッシュ、API Gatewayなどの多様な機能を備えております。これにより、様々な製品が使われサイロ化されているシステムをNGINXだけでシンプルに統合することができます。

NGINX App Protect WAF

F5 WAFテクノロジーが搭載されたモダンアプリケーションセキュリティです。NGINX Plusに追加することで、アプリケーションやAPIのセキュリティを高め、システムの停止やセキュリティ侵害を回避します。また、他のオープンソースソフトウェアや他社競合製品よりも高いパフォーマンスを提供します。

NGINX Management Suite

NGINXの管理系製品を統合した製品です。  APIの管理・運用が可能なAPI Connectivity Manager module、NGINX OSSとNGINX Plusのインスタンスの追跡・管理が可能なInstance Manager module、NGINX App Protect WAF（NAP）のセキュリティログのリアルタイム監視を可能なSecurity Monitoring moduleが含まれています。これらを１つの管理コンソール（WebUI）から利用でき、運用負担の軽減が可能になります。 

 NGINX Plus Ingress Controller

Kubernetes 上の Service に対して外部からのアクセスをコントロールします。 コンテナ化されたアプリケーション環境に対して、NGINX Plus のもつ多彩な機能でコンテナを保護するとともに、⾼い拡張性と安定したトラフィック管理を提供します。

アプリケーション開発者の方は、既存のWebサーバー、ロードバランサー、WAFなどを、NGINXに統合することができ、且つコンテナやクラウドなどのインフラに依存しない環境に移行することが可能です。その結果CI/CDパイプラインと統合することができ、よりアプリケーション開発を高速化させることが可能です。