導入事例

株式会社オークファン 様

サービス

わずか1カ月でオフィス移転に伴う無線LAN環境を刷新
利便性の高いクラウド型管理プラットフォームで運用管理の効率化に期待

お客様の課題

  • オフィスの移転が決まり短期間で無線LAN環境を見直す必要があった
  • コロナ禍でWeb会議が増えて通信の速度が十分に出ない問題が生じた
  • オンプレミス型の無線LANコントローラの運用管理が手間になっていた

TEDのソリューション

  • クラウド型管理プラットフォームで無線LAN環境の運用管理が容易
  • 図面に電波強度が表示されるヒートマップ機能で最適なAPの配置が可能
  • わかりやすいGUIのためネットワークトラブル時の対応が行いやすい

導入製品

  • Extreme Networks社 無線アクセスポイント(AP)「AP305C-WR」
  • Extreme Networks社 クラウド型管理プラットフォーム「ExtremeCloudTM IQ」
Aucfan 高橋様

株式会社オークファン
開発部
インフラチーム・タテンポガイドチーム
マネージャー

高橋 啓輔 氏

ネットオークションやショッピングの比較・検索サイト「オークファン」を運営する株式会社オークファン(以下、オークファン)は、コロナ禍での働き方の変化に伴うオフィス移転に併せて、Extreme Networksの無線アクセスポイント(AP)「AP305C-WR」と、クラウド型管理プラットフォーム「ExtremeCloudTM IQ」を導入し、新しいWi-Fi環境を構築しました。東京エレクトロンデバイス(以下、TED)の支援のもと、短期間での移行と安定稼働を実現しています。

Extremeの導入事例をPDFでダウンロードいただけます。

コロナ禍を機にオフィス移転
Wi-Fi利用のニーズ増でリプレースを検討

オークファンは、祖業である「aucfan.com」を起点に、国内最大級のBtoB卸・仕入れプラットフォーム「NETSEA」などを含む多彩なサービスを幅広く展開。直近では中国の巨大卸市場「義烏マーケット」の運営会社と提携して海外展開を強化しています。

同社は、東京・目黒に500坪超のオフィスを構えていましたが、コロナ禍で出社率が減少。そこで働き方の変化に対応するべく2022年にオフィス移転の検討を始めました。一方オフィス内では、業務でのWeb会議の増加に伴い無線LANの強度問題が表出し、業務に支障が及ぶようになりました。そこでシステム部門では、移転に併せて無線LAN環境の改善を検討する形となりました。

「ビデオ会議でリアルタイム性が求められるようになる中で、社員からは『資料共有ができない』『Wi-Fiが切れる』という声が上がるようになりました。管理側の視点でも、オンプレミス型の無線LANコントローラの操作性が悪くトラブル対応がしづらいという問題があったので、サポート終了も迫っていたこともあり、移転を機にWi-Fi周りの環境を刷新することに決めました」と、同社開発部 インフラチーム・タテンポガイドチーム マネージャ-の高橋啓輔氏は振り返ります。

タイトな移転スケジュールの中で
製品の選定と導入作業をTEDに依頼

その後2022年12月に具体的な移転方針が決まり、移転プロジェクトが開始されました。会社から短期間での移転という方針が掲げられる中で、ネットワークインフラの移行についても急遽プロジェクトが動き出し、具体的な要件の策定と製品の選定作業が始まりました。そこでの重要な要件は(1)運用負荷が少ないクラウド型か自律型のコントローラ、(2)Wi-Fi 6対応製品、(3)価格、(4)納期の4つでした。

「まず、遠隔から管理をしやすくするためにクラウド型管理プラットフォームの導入を第一に考えました。価格に関しては、オフィス移転自体に費用がかかることからIT関連の費用もなるべく抑える必要がありました。そして最も大事なのが納期です。タイトなスケジュールの中で選定から工事・設定を済ませることが必須条件でした」(高橋氏)

 そこで高橋氏は、TEDに製品の提案を依頼しました。既存のネットワーク構築を行ったのは他のベンダーでしたが、今回はAPやコントローラの設定・構築も含めて依頼する必要があったため、「短期間での構築までを考えた際の対応力や技術力、製品選定力を考えてTEDにお願いすることにしました」と高橋氏は選定理由を語ります。

 依頼を受けてTEDは、Extreme Networksを含む2社の無線LAN製品を提案しました。高橋氏は提案を受けた際の印象をこう振り返ります。

 「ExtremeCloud IQの画面を見て、とても使いやすそうだと感じました。必要な機能も充実していたので、これならばトラブルシューティングが楽になるだろうという印象でした。当初はそこまでの機能は求めていませんでしたが、画面を見たらいろいろなことができそうだとアイデアも浮かんできました」(高橋氏)

無線LANの状況がわかりやすいと高橋氏が評価するExtremeCloud IQの管理画面

ピンチアウトで拡大

事前に効率的なAP配置を検討
半年の作業を1ヵ月で行い安定稼働を実現

移転にあたっては、オフィス内のレイアウトが決まったのが2023年4月のことです。そこから6月1日の業務開始に合わせて、無線LANの設計から移行作業、機器の導入・設置・テストまで済ませる必要がありました。そこでまず、オフィスのレイアウト図を入手した段階で、必要なAP数の算出と配置場所の策定作業を始めました。その際に役立ったのが、ExtremeCloud IQのシミュレーション機能です。

「ExtremeCloud IQには、図面データを読み込んでAPの設置場所をプロットしていくと、図面上に電波強度を含めたヒートマップが表示される機能が備わっています。ベストな設置場所をプロットしてもらい、端末の台数や社員が座る位置を考慮しながら設置場所を決めていきました。オフィス工事に先駆けて作業をしてもらえたので、安心できました」(高橋氏)

最終的に席数が120席、接続端末数が150台の想定でAPを13台配置する設計とし、機器の納品から設定まで1週間というスケジュールの中での突貫作業となりましたが、移転日には問題なくWi-Fi接続し、滞りなく仕事を開始できました。高橋氏は、「通常であれば設計の開始から設置まで半年かかるところを実質1カ月で対応してもらえました」とTEDの支援体制を高く評価します。

 Extreme Networks製品の性能面に関しては、事前にしっかりと設計できたこともあり、運用を開始してからほとんど障害は発生していません。高橋氏は、「APの性能もよく、ExtremeCloud IQを触らずに済むレベルで安定しています。運用時の負荷が飛躍的に改善されました」と評価します。

ExtremeCloud IQのデータを
業務改善に活用していきたい

今後に関して高橋氏は、Wi-Fi環境面で通信速度のさらなる向上を目指すとともに、運用面でもExtremeCloud IQ活用の高度化を視野に入れているとのことです。「今後大人数でビデオ会議を開くことも増えてくる可能性があるので、通信の高速化を目指していきます。またExtremeCloud IQはエンジニアとして触っていて興味深いツールです。トラブル対応の自動化に加えて表示されるデータをさまざまな方向に活用できないかなども検討していきたいと思います」と構想を語ります。

 

  • 新オフィス移行後のWi-Fi環境ではトラブルはほとんどなく安定運用を実現
  • 管理プラットフォームのクラウド化により、ネットワーク運用管理工数が大幅に削減されると期待

お客様プロフィール

Aucfanオフィスエントランス前
会社名
株式会社オークファン
本社所在地
東京都品川区北品川5丁目1-18 住友不動産⼤崎ツインビル東館7階
設立
2007年6月
代表
代表取締役社長 武永 修一
WEBサイト
https://aucfan.co.jp/

お客様サービスのご紹介

オークションやショッピングの商品および価格情報の比較・検索・分析ができるWebサイトの「aucfan.com」やBtoBの卸プラットフォーム「NETSEA」の運営など、グループ全体で再流通インフラを構築する「RE-INFRA COMPANY」として幅広く事業を展開。BtoB卸売市場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進し、同領域でのリーディングカンパニーを目指して国内外で事業を行っています。

記事は 2024年03月 取材・掲載のものです。

Extremeの導入事例をPDFでダウンロードいただけます。

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