【Trinzic DDIオプション】IPAM(IPアドレス管理)にネットワーク機器管理情報を統合する、
Trinzic DDIシリーズの専用アプライアンス
Infoblox | Network Insight
Infobloxのネットワーク・インサイト(Network Insight)は、IPAM (IPアドレス管理)にネットワーク機器管理情報を統合する、Trinzic DDIシリーズの専用アプライアンスです。
Infoblox社Trinzic DDIは、従来よりIPAM機能を提供しており、DNSやDHCPデータに加えて仮想マシン情報や資産管理情報などを一元管理してきました。しかし、Infoblox Network Insightでは、ネットワーク機器の情報を自動収集してこのIPAM機能に統合、一元化され常に最新情報を確認できるデータベースを構築します。
したがって、IPアドレス情報にスイッチポートや接続ホストの情報まで管理可能な、かつてない可視性が実現されました。
接続ホストのIPアドレスやMACアドレスだけでなく、接続スイッチやポートの情報まで管理できるため、不正端末や非承認ネットワークの検出によるセキュリティ対策にも威力を発揮します。さらに、ワークフロー機能を提供し、定型作業の簡単実行や反復作業の自動化ができます。
管理者は、必要な情報を収集して分析した上で適切なアクションをとることができるため、ネットワークをより適切に管理し、設計を検証し、効率的なプロビジョニングを行い、トラブルシューティングを行って、ネットワークサービスを提供できます。
■多彩な情報を一元的に提供
ネットワーク・インサイトは、L2およびL3機器、接続性、ポート、接続ホスト、VLANなどの情報を、プロトコルやIPアドレスの情報に統合して単一データベースを構築します。
スイッチポート管理機能により、資源利用効率を向上します。
ポートやIPアドレスの利用状況は、レポーティング機能(Trinzic Reporting)との併用で最新および過去の履歴を把握できます。
データベースはネットワークディスカバリー機能で自動更新され、DB管理といった運用の手間は不要です。
セキュリティとサービス停止のリスクを低減するため、無許可のデバイスを検出し、エラーを発見、管理されていないデバイスとネットワークを管理できるようになります。
ネットワークインフラ、エンドホスト、さらに関連するすべてのIPデータを単一の収集点から表示できるため、障害時のMTTR(平均修復時間)を減らし、ネットワークが根本原因となる問題を回避し、処理を確実に自動化できます。
統合されたワークフローで業務改善に役立ちます。
プロビジョニング、トラブルシューティング、エラー対応、スイッチポート制御が管理画面で実施できます。
総合的なデータベースと自動化や制御の機能により、ネットワーク運用のディシジョンと実行が容易になります。
各種操作はきめ細かい役割ベースの権限管理が可能で、オペレーターへの権限移譲とベテラン技術者の負荷軽減を安全に行えます。
ネットワーク・インサイトは、単一点での管理、シームレスなアップデート、組み込みセキュリティ、そして回復力を備えた一元化システムの一部です。
Infobloxグリッドは、アプライアンスの集合を単一の統合されたシステムとして実行できるようにします。
Infobloxアプライアンスのグリッドマスターは、グローバル構成データとアップデートをグリッドメンバーにプッシュし、メンバーの操作を監視して、メンバーの変更を中央データベースに同期させます。
ネットワーク・インサイトの詳細は、「データシート:Network Insight」を覧ください。