なるほどオールフラッシュアレイを徹底解明

基本からわかるオールフラッシュアレイ

すべてのデータベースはオールフラッシュへ

オールフラッシュアレイ普及の背景には、SSDに代表されるNAND型フラッシュメモリの大容量化とそれに伴う低価格化があります。そのキーとなるテクノロジーとして注目されているのが3D TLC NANDです。今回は、3D TLC NAND技術について紹介します。

データベース性能の向上のためにオールフラッシュアレイを導入するケースは一般的になりました。しかし、「オールフラッシュアレイの導入=性能の向上に対する投資」という概念が浸透しているため、それほど性能要件が高くないデータベースのストレージを選定する場合、HDDを搭載したストレージを選択するケースはまだ多いと思います。

比較的小規模なデータベースに対し、オールフラッシュアレイを導入する効果は一体何なのでしょうか?

TCOではハイブリッドアレイと同等になった
オールフラッシュアレイ

従来、データベース性能を向上するアプローチとして、データベースサーバーやストレージにキャッシュを搭載し、キャッシュヒット率を上げるための設計・チューニングをする必要がありました。しかし、運用中における負荷状況の変化の予測が難しく、定期的にモニタリングをする必要があります。また、キャッシュミスした際の最大レスポンスタイムが大幅に上昇し、全体のSLAの維持が難しいという課題もあります。これらの課題に対し、キャッシュヒット率を意識せずに安定した高いデータベース性能を実現できるというのが、オールフラッシュアレイの導入効果です。

安定したデータベースの運用を実現するために重要なのは信頼性です。ハードウェア障害が発生やソフトウェアのアップデート中でも、より安定的な性能を提供できるストレージを選定するのがポイントとなります。また、ストレージに詳しくないデータベース管理者でも、簡単に設定し、運用・監視ができる必要があります。これらの課題に対しても、従来と比べると最新世代のオールフラッシュアレイでは改善されており、性能以外での導入効果があると言えるでしょう。

これまでのオールフラッシュアレイの製品はミッドレンジクラスが主流であり、エントリークラスのストレージを利用しているユーザーは、コスト面で手が届きにくいという課題がありました。しかし、2016年に入ってからエントリークラスの価格帯のオールフラッシュアレイが登場しています。キャッシュ最適化をすることなく高いSLAが得られる点を考慮すると、従来のエントリークラスのストレージやハイブリッドアレイを利用した場合と同等のコストで、オールフラッシュアレイを導入することが可能となりました。

このような背景から考えると、データベースのストレージにはオールフラッシュアレイ以外を選択する理由は、もはやなくなりつつあるということが言えるでしょう。

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データベースに最適なPure Storage FlashArray//m

Pure Storage FlashArray//mはデータベースのストレージとして最適な特長を有し、2016年5月に発表されたエントリーモデル「//m10」はオールフラッシュアレイの導入ハードルを大きく下げることができるモデルです。その特長を見ていきましょう。

500万円から始められるオールフラッシュアレイ

FlashArray//m10の登場により、最小構成 500万円から導入することが可能となりました。実効容量も最小構成で6TB (DB環境 2:1データ削減時)利用することができるので、小中規模のデータベースには必要十分な容量であるといえます。

上位モデルと同じ機能性・信頼性

エントリーモデルであるからと言って、機能性や信頼性が犠牲になっているわけではありません。スナップショット・レプリケーションといったすべての機能を利用することができ、上位モデルと同じ信頼性を有しています。

すべてがシンプル

従来のストレージでは、性能要件やデータファイル・ログファイルごとにRAIDやボリュームを設計する必要がありました。Pure Storageの場合、ボリュームのサイズと、そのボリュームに対してどのホスト・クラスターからアクセスを許可するかのみを設定すれば、すぐに最適なストレージ性能で利用を始めることができます。

10年以上の長期利用

Pure Storageが提唱するEvergreen StorageもFlashArray//m10に適用されます。これにより、一度導入すれば10年以上の間、常に最新のストレージをデータ移行することなく、保守費のみで使い続けることができます。

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