Security Days Fall 2024 in Tokyoに行ってきました!
新卒1年目のエンジニアがセキュリティ専門の展示会である、Security Days Fall 2024 in Tokyoに行って参りました。
はじめに
10月22日(火)~10月25日(金)にかけて東京駅前のKITTE丸の内で開催されていたSecurity Days Fall 2024 in Tokyoに参加致しましたので、振り返らせて頂きます。
サイバーセキュリティIT業界の中でも非常に変化が激しいものとなっております。
近年では生成AIを活用することによって技術を持たない攻撃者も増えており、その観点においても、Security Daysのようなイベントでセキュリティの最新トレンドを追いかけることは有用だと考えます。
当社も「Pentera」「SentinelOne」出展いたしました!
今回当社から出展した製品は、PenteraとSentinelOne になります。
Penteraは、企業に対してペネトレーションテストを自動で実行し、脆弱性の発見と修正を支援する攻撃シミュレーションプラットフォームです。
Penteraの特徴について詳しく知りたい方はこちら「Penteraによる脆弱性の対処順序の提案」の記事をご覧ください。
SentinelOneはEPP,EDR,ITDR,XDRに対してAIを活用しすることで、効率的で高精度なサイバーセキュリティを提供するプラットフォームです。この度はXDR,ITDRに焦点をおいて展示いたしました。
その際に展示したパネルはこちら「資料ダウンロードページ」からダウンロードいただくことができます。尚、より詳細な製品概要につきましてはこちら「セキュリティトレンドとSentinelOneの製品概要」の記事もご参照ください。
Security Daysで感じた製品のトレンド
展示を回った際に感じたトレンドについて記述いたします。
大きく分けて、セキュリティ機能を統合した製品(EDR,XDR,ITDR,MDR)や脆弱性診断ツール、クラウドの設定やデータを可視化する製品(CSPM)に関する内容の展示が多かった印象がありました。
そこで、このようなセキュリティ製品が展示されていた背景を、私なりに考察させて頂きました。
考察
脆弱性診断ツールやCSPM(Cloud Security Posture Management)、セキュリティ機能を統合した製品に関する出展が目立ちました。
脆弱性診断ツールの特徴として、疑似マルウェアファイルによる検証とは異なり、実際の攻撃フローを模倣しながら自社の脆弱性を洗い出すことができる点があります。これにより、単なるポイント対策ではなく、全体的な防御戦略を考えるゼロトラストの考え方が浸透していることも伺えます。また、企業が攻撃を現実的に捉え、より積極的にセキュリティ対策を講じる必要性が高まっていることが反映されていると思われます。
セキュリティ機能を統合した製品の展示が多かったことも、上記が理由になっているのではないでしょうか。
さらに、クラウドの設定を可視化するCSPMの出展が増加していることから、クラウドサービスの普及が進む中で、セキュリティを意識した管理をしたいとの需要が現在多数存在することが想定されます。
まとめ
Secrity Daysは毎年春と秋に東京だけでなく、大阪、名古屋でも開催されています。
是非、セキュリティ対策にご興味がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。