TEDのSE監修・NGINX configの書き方入門書「NGINX Plus 基礎解説」をアップしました。
NGINX Plusをわかりやすく解説したホワイトペーパーの紹介です。NGINX configを書くにあたってのポイントや、NGINX Plusでよく使われる基本コマンドの紹介など、まさに「NGINX Plus」の基礎を理解できる入門書でNGINX初心者の方におすすめです。
過去記事「東京エレクトロンデバイス、F5 NGINX始めました。」をご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、アプリケーションのマイクロサービス化に多くの企業が取り組んでいる中で、TEDとしてもマイクロサービス基盤としてお客様により使い勝手の良いソリューションを と F5 NGINX Plusの取り扱いを開始しています。
TEDのエンジニアチームがNGINXについてのドキュメントを用意したりウェビナーを配信したりとお客様向けの情報提供について試行錯誤して取り組んでいるなかでマーケとしても何かお手伝いできないかと考え、今回は2021年の12月に配信したウェビナーコンテンツをホワイトペーパー化してみました。作成したホワイトペーパーはNGINX Plusをわかりやすく解説しつつ、F5社の「BIG-IP」と「NGINX Plus」それぞれの強みを生かした組み合わせのご提案、NGINX configを書くにあたってのポイントや、NGINX Plusでよく使われる基本コマンドの紹介など、まさに「NGINX Plus」の基礎を理解できる最適な入門書に仕上がりました。PDFで6ページというお手軽なボリュームなのもNGINX初心者の方におすすめです。ご興味のある方は是非DLしてみてください。(文末にホワイトペーパーページへのリンクがあります)
====== 以下 今回出来上がった「NGINX Plus 基礎解説」の中身をご紹介します ========
予想外のクライアント増加により、Webサーバーのパフォーマンスが悪くなることがあります。そこで注目を集めているのが、大量のアクセス処理を得意とするOSSの「NGINX」です。さらに、アクティブヘルスチェックやセッション維持機能などOSS版で実装されていない機能をすべて使用できる商用版の「NGINX Plus」により、可用性の確保と運用の簡素化を実現できます。
Webパフォーマンスの課題を解消する「NGINX Plus」とは
近年のWebサービスには柔軟な機能拡張とリリースサイクルの高速化が求められています。もともとWebサーバーの代表的なソフトウェアにApacheがありますが、クライアント数が1万台に達すると、ハードウェアの性能に問題がなくともレスポンスが悪化してしまう「C10K問題」が発生する可能性があり、ビジネストレンドへの対応が困難でした。
C10K問題を解決するためにつくられたのが、OSS(オープンソースソフトウェア)のWebサーバー「NGINX」です。その高速・軽量・安定性が評価され、2021年5月にはApacheのシェアを抜いて、世界一使われているWebサーバーとなりました。
今回紹介する「NGINX Plus」は、OSS版のすべての機能に加え、APIゲートウェイ、キャッシュ、ロードバランサ、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)、Webサーバーといった、独自のエンタープライズ向け機能をオールインワンで利用できる商用版のソリューションで、メーカーからの技術サポートを受けられるのも特長です。これにより、セキュリティの向上と可用性の確保、システム運用の効率化を実現できます。
資料全体の構成はこんな感じ↓
- NGINX Plus概要
- NGINX Plus基本機能の紹介
- NGINX Plusのアーキテクチャー解説
- NGINX configの書き方 ←最初に知っておくととっかかりやすい
- NGINX Plusの基本コマンド ←初心者は覚えておくと便利
- TEDのNGINX「30日間無償トライアル」ご案内 ← 最後にちょっとお知らせ❤
ホワイトペーパー:
「NGINX Plus」基礎解説 -NGINX configの書き方入門-