製品情報

Entrust | nShield 5c | 東京エレクトロンデバイス

Entrust | nShield 5c

暗号鍵/暗号処理を改ざんや流出から保護するアプライアンス型HSM

Entrust | nShield 5c

nShield 5cとは?

Entrust社の「nShield 5c」は、イーサネットに接続して使用するアプライアンス型のHSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)製品です。堅牢なハードウェア内部で暗号鍵/暗号処理を保護し、機密データを改ざんや流出から守ります。その優れたセキュリティ性とスケーラビリティにより、米NIST(国立標準技術研究所)が定めた、FIPS 140-3 Level3認定を取得しています。また、コンソールポートが新たに追加されたことで、コンソール接続が可能になり、一部リモートでの設定作業が可能になりました。

近年、ポスト量子暗号(量子コンピュータからのサイバー攻撃に対しても安全だと考えられる暗号アルゴリズムの)への注目が高まっていますが、nShield 5c製品は、そのようなポスト量子暗号への対応も予定しています。また、PCIe型のnShield HSMである、「nShield 5s」と比較して、複数のサーバーでのHSMの使用及び集中管理が可能です。

主な特長

nShield 5c製品概要

Entrust社の「nSield 5c」は、アプライアンス型HSM(ハードウェア・セキュリティ・モジュール)であり、複数サーバーより暗号機能を使用できるHSMです。暗号鍵や暗号処理を、安全で耐タンパー性(内部構造や内部データを読み取りや改ざんされにくくなっていること)が担保されたハードウェア内部で保護し、許可されたアプリケーション(PKI、Web認証システム、SSLなど)のみが、ネットワークを介して「nShield 5c」に安全に接続することができます。複数のセキュリティアプリケーションまたはサーバーから共有して使用可能なため、サーバーに直接接続するタイプのHSMに比べて、大規模システムを低コストで構築できます。

暗号システムにおける「nSield 5c」の使用例

nShield 5c製品を利用するメリット・強み

  • 耐タンパー性が担保されたハードウェア内部で機密情報を保護します
  • 複数のアプリケーションまたはサーバーで1つのHSMを共有して使用することが可能です
  • コンソールポートが追加されたことで、HSMへのコンソール接続が可能になり、一部リモートでの設定作業が可能になりました
  • 暗号鍵等などの機密情報へのアクセスを制御します
  • スマートカードを利用した複数の管理者認証により、セキュアな鍵管理を提供します
  • 米国連邦標準規格FIPS 140-3 Level3、国際規格 Common Criteria EAL4+の認定を取得しています
  • Entrust独自のセキュリティ・ワールド技術(鍵を管理する仮想空間)で暗号鍵を強固に保護します
  • 主要なアプリケーションと連携するため多様なAPIが使用可能であり、アプリケーションとの統合が容易です
  • 独自のSEE技術により、暗号鍵だけでなくプログラムを耐タンパー性ハードウェア内に保護でき、暗号処理全体に高度なセキュリティを提供します
  • ポスト量子暗号への対応を予定しています
  • データベース暗号化をサポートしています

 

 

オプション

HSMオプション「SEE」 :パスワード処理やSSL処理、独自暗号アルゴリズムなどの重要処理を保護

nShield Remote Administration :nShield HSMのリモート管理ソリューション

nShield Container Option Pack(nSCOP) :コンテナ環境における鍵管理ソリューション

nShield as a Service(nSaaS) :nShield HSMのクラウド化ソリューション

nShield Post-Quantum SDK :量子暗号に対応したアプリケーションの開発キット

KeyControl :鍵とシークレットを安全に管理し、コンプライアンス強化を実現する仮想アプライアンス

仕様

nShield 5c_東京エレクトロンデバイス

ピンチアウトで拡大

※nShield 5cには、性能に応じてBase、Mid、Highの3つのモデルが存在します。
※ 1台のHSMに接続するクライアントサーバの数は、上記のどの製品でもデフォルトで3台までとなります。
      追加ライセンスを購入することで、4台以上のサーバーをHSMと接続できます。

【サポートOS】

・Windows
・Red Hat Enterprise Linux
・SUSE Enterprise Linux
・Oracle Enterprise Linux

 

【サポートAPI】

  • PKCS#11
  • OpenSSL
  • Java (JCA /JCE)
  • Microsoft CAPI/CNG
  • nCore API

 

【サポート暗号アルゴリズム】

  • NIST Suite Bの完全実装
  • 公開鍵暗号: RSA、Diffie-Hellman、ECMQV、DSA、El-Gamal、KCDSA、ECDSA、ECDH、Edwards (X25519、Ed25519ph)
  • 共通鍵暗号: AES、Arcfour、ARIA、Camellia、MD5 HMAC、RIPEMD160 HMAC、SEED、SHA-1 HMAC、SHA-224 HMAC、SHA-256 HMAC、SHA-384 HMAC、SHA-512 HMAC、Tiger HMAC、3DES
  • ハッシュ/メッセージダイジェスト: MD5、SHA-1、SHA-2(224、256、384、512ビット)、HAS-160、RIPEMD160、SHA-3(224、256、384、512ビット)
  • 楕円曲線鍵交換(ECKA)はJava APIおよびnCore API経由で利用可能。
  • 楕円曲線統合暗号化方式(ECIES)はJava API、PKCS#11、およびnCore API経由で利用可能
  • 相互認証および鍵生成(3GPP)のためのTUAKおよびMILENAGEアルゴリズムサポート
  • nShield Post-Quantum SDK with CodeSafe を使用してサポートされる NIST ショートリストのポスト量子暗号アルゴリズム

注:FIPS 140-3 Level 3モードでは利用できないアルゴリズムもあります。

 

【ハードウェア仕様】

重さ:11.5 ㎏
サイズ:標準 1U ラック搭載可能、43.4 x 430 x 705 mm
電源仕様最:100-240V AC 自動切換え、50-60 Hz
消費電力:1.2A (110V AC 60Hz) あるいは0.6A (220V AC 50Hz)
熱放散: 327.6 ~ 362.0 BTU/時(負荷最大時)

 

【各種認定】

FIPS140-3 Level3認定 詳細情報はこちら
eIDAS/Common Criteria EAL4+ 認定
BSI AIS 31 準拠
UL、 CE、 FCC、 UKCA、 RCM、 Canada ICES
RoHS、 WEEE、 REACH

メーカー情報