PowerScale(Isilon)について改めて紹介
スケールアウトNASのPowerScaleについて初めての投稿です。
東京エレクトロンデバイスでPowerScaleの技術担当をしているsaekです。
今回は初めてのPowerScale関連のブログ記事ですので、PowerScaleの概要等をご紹介できればと思います。
まずはじめに、PowerScaleという製品についてなのですが、NAS製品のIsilonがリブランドされ、PowerScaleという製品名となっています。
そのため、モデルなどは新しくなっていますが、Isilonをご存じの方であれば、基本的な仕組みは同じと考えていただいて問題ないと思います。
PowerScaleの特長
PowerScaleの基本的な特長としては、以下のような特長があります。
- 様々なラインナップ
- 増設やリプレイスが容易に可能
- 強力なデータ保護
- 多数のプロトコルに対応
モデルも多数取り揃えていますし、スケールアウトNASとなっているので、無停止で容量やクラスタ性能を向上させることが可能です。
異なるモデルを一つのクラスタとして利用することも可能ですので、HDDモデルとAll-Flashモデルを混在させて用途に分けて使用したり、古いモデルから新しいモデルへのリプレイスする際も、設定を保持したままリプレイスが可能です。
PowerScaleのモデルの詳細や機能面の特長については、こちらの製品ページで詳しく紹介していますので、こちらもご覧ください。
PowerScaleのライセンス機能
PowerScaleではオプションとして以下のような機能が用意されています。
- SmartConnectAdvanced
- SnapshotIQ
- SmartPools
- SmartQuotas
- SyncIQ
- SmartLock
- CloudPools
上記のライセンスの各機能についてもそれぞれ紹介ページがありますが、今後のブログでも紹介できればと思います。
TEDコラム
ブログとは別にコラムページがあり、そこでPowerScaleに関する記事も書いています。
製品紹介ページで記載していない機能の紹介をしていたり、PowerScale関連のサービスの紹介をしていたりしますので、このページの右上にある”コラム”をクリックするか、こちらのURLからご覧いただければと思います。
これまでのコラム記事:
・OneFS 8.2新機能で小さいファイルをまとめて容量効率改善 ~Small File Storage Efficiency~
・PowerScale Isilon トレーニングサービス
・OneFS 8.2新機能でSyncIQのポリシーごとに帯域制限
・SyncIQフェイルオーバー/フェイルバックによるBCP(事業継続計画)
・PowerScale Isilon SSD・HDDモデルを用途に応じて階層化
・PowerScale(Isilon)・セキュリティ機能特集
・Kubernetesと連携できるCSI Driver for PowerScaleとは何か
・PowerScale(Isilon)・アンチウイルス対策特集
・OneFS 9.5.0新機能 「SmartQoS」の紹介
・OneFS 9.5.0新機能 「Host-Based Firewall」の紹介
・マルチドメイン認証・複数のドメイン環境からアクセスしたい時は?
上記のコラム記事もアップしていますが、PowerScaleもバージョンが上がると新しい機能などが追加されており、まだまだ紹介できていない機能もあります。
ブログについては、コラムの記事で紹介していないプロトコルやオプションライセンスの細かい機能などをご紹介できればと考えていますので、よろしくお願いします。